2022 年 7 月 28 日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) と Webex Calling (WxC) が連携している構成で、WxC の録音機能が有効である場合に、保留および保留解除後に無音になる事象が報告されています。以下のようなコールフローで、Unified CM 配下の IP Phone から保留を行った場合に事象が発生します。WxC の録音機能が無効である場合は事象は発生しません。
IP Phone -> Unified CM -> Local Gateway (LGW) -> Webex Calling -> Multi Platform Phone (MPP)
- IP Phone で保留後、MPP 側で保留音が聞こえない
- IP Phone で保留解除後、双方向で無音状態になる
なお、録音機能の有効化および無効化は Control Hub で [ ユーザ ] > 該当ユーザ > [ コーリング ] > [ コールの詳細設定 ] > [ 通話の録音 ] から設定可能です。詳細は以下のドキュメントをご確認ください。
Webex Calling ユーザーの通話の録音を有効にする
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| 原因 |
Unified CM と Webex Calling が連携している構成で、WxC の録音機能が有効である場合の制限事項となります。
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| 解決策 |
以下のいずれかの設定を行うことで、事象を回避できます。
- Unified CM の SIP Trunk で、”Early Offer support for voice and video calls” 項目を "必須" に設定して、Media Termination Point (MTP) を使用する
- LGW で Unified CM 側の dial-peer に "voice-class sip midcall-signaling block" を設定する
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備考
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
