2024 年 01 月 24 日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
Webex Calling (WxC) のコールで、デバイス側での音声接続開始が 1 秒程度遅れることがある事象が報告されています。
コールフローの例 :
外線側 (Cloud Connected PSTN) -> WxC -(internet)-> デバイス側 (MPP or Webex App)
このコールフローの場合に、コールが接続された後、外線側はすぐに音声接続が開始される一方、デバイス側で音声接続が開始されるまでに 1 秒程度要する場合があります。その結果、以下のような事象がユーザから報告される場合があります。
- 外線側ユーザ : デバイス側ユーザからの音声開始が 1 秒程度遅れたように感じる
- デバイス側ユーザ : 外線側ユーザが話した冒頭の 1 秒程度が途切れたように感じる
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| 原因 |
コール応答後、WxC - デバイス間で SIP メッセージによるメディア情報の更新が行われた後に、デバイス側での音声送受信が開始される動作となります。
この際に WxC - デバイス間はインターネットであるため、一時的なネットワークの遅延等の問題で SIP メッセージが遅延した場合は、デバイス側での音声開始が遅れる場合があります。
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| 解決策 |
ネットワークの遅延等の一時的な問題であるため根本的な解決策はありませんが、もし特定の拠点のみで頻発するようでしたら、拠点側のネットワークに問題がないかをご確認ください。
参考 : CScan を使用して Webex Calling ネットワークの品質をテストする
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備考
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
