2024 年 7 月 17 日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
通常、Webex Calling システムに登録する電話番号は一意となっている必要があり、Calling > 番号に登録されている電話番号と同一番号を仮想内線に登録することはできません。
しかし、組織内に登録済みの番号を仮想内線に登録できる場合があります。
組織内に登録済みの番号を仮想内線に追加した際には以下のエラー メッセージが表示されることが期待されます。
エラー メッセージ: 電話番号はすでに別のユーザーに割り当てられています。 別の電話番号を試してみてください。
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| 原因 |
仮想内線モードの設定によって、組織内に登録済みの番号を仮想内線として登録した場合の挙動が異なります。
仮想内線モードが [標準仮想内線モード] である場合、組織内に登録済みの番号を仮想内線に追加した際には上述のエラー メッセージが表示されます。
一方、[強化された信号モード] が選択されている場合、エラー メッセージは表示されず、組織内に登録済みの番号を仮想内線として登録することが可能です。
[標準仮想内線モード] では、仮想内線番号が発信時に加え、仮想内線番号に関連付けられている外部電話番号からの着信の際にも利用され、仮想内線番号とその仮想内線番号に割り当てられた名前が Webex Calling 内の着信先に表示されます。
その際、番号を一意に識別する必要があり、組織内で一意であることが要求されます。
[強化された信号モード] では、仮想内線番号は発信時にのみ機能します。外部電話番号からの着信の際に、仮想内線番号とその仮想内線番号に割り当てられた名前は表示されません。
登録される番号が一意である必要がないため、組織内に登録済みの番号を仮想内線に登録することが可能です。
なお、PSTN プロバイダーが特定のネットワークシグナリング拡張機能をサポートしない限り、[強化された信号モード] は正しく機能しません。
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| 解決策 |
この挙動は仕様通りの挙動です。状況に合わせて、仮想内線モードを設定ください。
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備考
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
