CM4.0.0 の Bundled sybase (ASE) の upgrade, 15.0.2 -> 15.0.3 に伴い、Hugepages が使用可能になっています。
そのため、CM install に使用する "check_prerequisites.sh" も変更が加わっていて、本 script を実行すると ASE が Hugepage を使用可能かを check します。
"check_prerequisites.sh" を実行する前は、Hugepages を使用する設定が入っていないため、本 script を実行すると、以下の様な error が出力されます。
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Check: Huge pages
[Failed] Found 0 Huge pages, need at least 250 Huge pages for sybase
Configuring enough huge pages for Sybase....
Reboot the Linux server for the effect to take place
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上記 failed の出力にも少し説明がありますが、本 script を走らせることで linux server の shared memory の設定等を ASE に最適化する形で自動で書き換えますので、その設定を有効化するために server 自体の reboot が必要になります。
以下は、本 script によって追加された設定になります。
--- /etc/sysctl.conf より抜粋 ---
# sysctl -w vm.nr_hugepages=250
vm.nr_hugepages = 250
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server の reboot を実施後に再度 "check_prerequisites.sh" を実施しますと、hugepages の部分が success になっている事が確認できます。
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Check: Huge pages
[Success] Found Huge pages : 250
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--- cat /proc/meminfo 抜粋 ---
HugePages_Total: 250 <== 確保成功
HugePages_Free: 250 <== 確保成功
HugePages_Rsvd: 0
Hugepagesize: 2048 kB
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この状態で、ASE を 15.0.3 を install して立ち上げますと以下の様に ASE が確保した hugepages を使用していることが確認できます。
--- cat /proc/meminfo 抜粋 ---
HugePages_Total: 250
HugePages_Free: 5 <== ASE が使用した分減少
HugePages_Rsvd: 0
Hugepagesize: 2048 kB
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