IOS-XR が動作するルータにて RP のスイッチオーバー時に以下のような LSD に関する syslog が出力され、
LSD に関連するプロセスである mpls_lsd プロセスがリスタートする場合があります。
RP/0/RP0/CPU0:Apr 5 16:59:26.004 UTC: mpls_lsd[411]: %ROUTING-MPLS_LSD-3-ERR_IDT_IM_IDB_ADD_FAIL_MSG : LSD IDT failed while trying to add interface on Standby: rc: 'MPLS/INFRA' detected the 'warning' condition 'Not connected'
RP/0/RP0/CPU0:Apr 5 16:59:26.057 UTC: processmgr[51]: %OS-SYSMGR-3-ERROR : mpls_lsd(1) (jid 411) exited, will be respawned with a delay (slow-restart)
RP/0/RP0/CPU0:Apr 5 16:59:26.057 UTC: processmgr[51]: %OS-SYSMGR-3-ERROR : mpls_lsd(411) (fail count 1) will be respawned in 10 seconds
RP/0/RP1/CPU0:IOS-XR#show processes mpls_lsd location 0/RP0/CPU0
-snip-
Process state: Run (last exit status : 1)
上記の syslog はインターフェースに関連するプロセスとの競合状態が発生した際に出力されるログとなりますが、
本ログが出力されることは期待動作であり、特に対処する必要はありません。
また、本メッセージが出力されることによる機能的な影響が発生することは想定されていません。
上記のメッセージは、起動時や ISSU のロードフェーズのような状況下においても出力される場合があります。