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Naoki Kai
Level 1
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SCE(Service Control Engine) が Protocol を検知して各種 Service に分類されるまでの流れを

説明していきます。

“First payload packet”を受信すると、SCE は Protocol の検知を行い、その次に Service への分類を行います。

“First payload packet”は必ずしも flow の最初のパケットである必要はありませんが、その場合正確に

検知できない可能性もあります。

下図のように、緑色の①~④の工程で、Protocol の分類を行い、黄色の⑤~⑧にて Service への分類を行います。

(Protocol の検知の各工程に関してはコチラ、Service の分類に関してはコチラをご参照ください。)

CSC素材2.png

上図⑥の"Protocol detection" は、緑色の①~④の工程で検知した Protocol の情報になり、⑤~⑧の

情報を基にどの Service に分類されるかが決まります。

・Protocol 検知が開始される条件

TCP flow の場合、以下のいずれかの条件を満たすとプロトコル検知が開始されます。

  • Three way handshake を確認できた場合
  • TCP flow のパケットを 2 パケット以上受信した場合 (1 パケット目は、payload/FIN/RST  パケット等)

UDP flow の場合

  • その flow のパケットを 5 パケット以上受信した場合
    (3.1.7/3.1.6S より前のバージョンでは 2 パケット以上受信した場合)

* DNS など、パケット数が非常に少ない UDP flow の場合は 5 パケット以上流れない場合もあるので、

このような flow に関する TUR を作成したいといった要望がある場合は、 SCABB console 上で

service > Configuration Editor の、Configuration -> Policies -> System Settings >

にある "Advance Service Configuration Options" まで進んでいただき、

"UDP ports for which flow should be opened on first packet" の部分に、

DNS の port である 53 を追加することで可能になります。

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