2013-03-27 02:21 AM
2013年03月16日(初版)
DOT1Q TLS / L2VPN 環境で、以下に示すようなエラーメッセージが表示されることがあります。
Jan 1 00:01:11.111: %GENERAL-4-VLAN_WRNEVENT:
c10k_ttcm_get_injection_vcci: no info for VLAN ID 1111 on interface GigabitEthernet1/0/0
Jan 1 00:02:22.222: %GENERAL-4-VLAN_WRNEVENT:
c10k_ttcm_get_injection_vcci: no info for VLAN ID 1122 on interface GigabitEthernet1/0/0
Jan 1 05:03:33.333: %GENERAL-4-VLAN_WRNEVENT:
c10k_ttcm_get_injection_vcci: no info for VLAN ID 1133 on interface GigabitEthernet1/0/0
DOT1Q TLS / L2VPN は、 PXF (パケットフォワーディングエンジン)のみで動作する機能として実装されており、IOS には同様の処理を実施するソフトウェアは含まれておりません。RP (ルートプロセッサ)が IOS のコードに従って、TLS / L2VPN パケットを送信しようとした場合には、送信するパケットのヘッダの中の VLAN ID により、VLAN sub-interface が検索されますが、DOT1Q TLS / L2VPN 機能では、VLAN sub-interface は作成されないことから、エラーメッセージが出力され、RP から送信しようとしたパケットはドロップします。
解決策
本事象は、CSCtr57109 として報告されております。本事象を回避するためには、
CSCtr57109 の修正コードが含まれる IOS にアップグレードしてください。
DOT1Q TLS / L2VPN の問題
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