2009年06月17日(初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
Cisco7600 シリーズルータが起動した状態で SAMI モジュールを取り付けると SUP / RSP などの Supervisor Engine から実行する show module の出力結果に SAMI Daughterboard が Sub Module として表示されません。
この問題は、SuperVisor Engine の起動後に SAMI モジュールが取り付けられた際には、SAMI Daughterboard の情報を正しく取得しないために発生します。 SAMI プロセッサ 0 にログインし、show daughtercard <1 or 2> info を実行した際に、SAMI Daughterboard の情報(Product Number / Serial Number / Mfg. Part Number / Hardware Version)が表示されている場合は、SAMI Module の動作に影響はありません。
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解決策
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SAMI Module が取り付けられている状態で、Cisco7600 シリーズルータを再起動することで、再度 SAMI Daughterboard が、Supervisor Engine で実行する show module に表示されます。
また、この問題は、CSCsv16319 で報告されており、この問題を回避するためには、CSCsv16319 の修正が行われているバージョンに Supervisor Engine の IOS のアップグレードを行ってください。
CSCsv16319 - Supervisor is not reading SAMI daughter board info in case of manual OIR
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備考
事象発生時には、SAMI モジュールの起動中に、下記のメッセージが表示されることがあります。
%CAPI-3-INVALID_SUBMODULE: The submodule type for slot <slot number> is invalid