2022年10月28日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
StarOS において EGTPCPathFailClear trap が繰り返し発生することがあります。
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| 原因 |
対向 node からの EGTPC Echo Req 契機で EGTPCPathFailClear が行われる際、StarOS上での対向 node のステータスが更新されない不具合です。
これにより対向 node から EGTPC Echo Req を受信する度に EGTPCPathFailClear trap が繰り返し発生します。
この問題は CSCwd02729 として報告されています。
CSCwd02729: Continuous EGTPCPathFailClear traps after receiving echo requests during no session
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| 解決策 |
EGTPCPathFailClear trap は 対向 node からの GTP のメッセージ受信を契機に clear されますが、EGTPC Echo Req ではなく他の EGTPC メッセージ(セッション接続時のCreate session request等)を契機に clear されることで事象は収束します。また、以下の設定変更でEGTPCPathFail clear の SNMP Trap を抑止することも可能です。
** EGTPCPathFailClear 抑止手順 **
configure
snmp trap suppress EGTPCPathFailClear
end
** EGTPCPathFailClear 再開手順 **
configure
snmp trap enable EGTPCPathFailClear
end
恒久的な対策には、 CSCwd02729 の修正されたバージョンを使用する必要があります。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
