本ドキュメントでは、HyperFlex Edge クラスタの HX220c M5 の HDD/SSD 交換手順を説明いたします。
※ Housekeeping SSDの交換手順はこちらを参照ください。
[作業前確認]
(FE 作業)
- 交換対象SSD/HDDを確認します。
HX Connect にログインし、[System Information] > [System Overview] の順に選択します。
障害の発生しているSSD/HDDを選択し、Disk Stateが「BLACKLISTED」となっていることを確認します。
※ディスクステータスの確認方法はこちらを参照ください。
- 該当DiskのSlot Number上で[Locator LED] の[ON]をクリックし(下図赤い丸部分)、ディスクの位置を確認します。
※vSphere Web Clientを使った確認方法
vSphere Web Clientにログインし、Menu > Cisco HyperFlex > HyperFlex Clusters よりクラスタ名をクリックします。
Disksタブにて、交換対象の Disk を選択し、[Turn On LED] をクリックし(下図赤い丸部分)、ディスクの位置を確認します。
[交換手順]
(FE 作業)
- SSD/HDDにアクセスするため、ベゼルを外します。
(キーでロックを解除し、ラッチボタンを右にスライドしながら、左端から手前に取り外します)
- 作業前に確認した交換対象のSSD/HDD(Fault LEDが点灯)に対して、下図のように、
リリースボタンを押し、イジェクターレバーを持ってSSD/HDDを引き出します。
- 新しいSSD/HDDをレバーを引き出した状態で、手順2で空いたベイに挿入します。
挿入後、レバーがロックされるまで押し込み、SSD/HDDを固定します。
- 手順1で外したベゼルを元に戻します。
[作業後確認]
(FE 作業)
作業前確認と同様にHX Connectより、交換済みSSD/HDDのStatusを確認します。
SSD/HDDのDisk Stateが「CLAIMED」となっていることを確認します。
Locator LED が点灯している場合は、[OFF] をクリックしてください。
※ディスクステータスの確認方法はこちらを参照ください。
[参考情報]
SSD/HDD Status LEDが光らない場合:
SSD/HDDのLEDはSSD/HDD自体には付いていないため、SSD/HDDが正常に使用できている状態でLEDが光らない場合は
マザーボード不良が原因の可能性があります。
SSD/HDD Drive status LED の意味:
LED Name |
State |
①Drive fault LED |
- Off—HDDに問題が無い状態 - Amber—HDDがフェイル状態 (- Amber, 点滅—HDDがリビルド状態) - Amber, 点滅(1秒間隔)—Locator機能が有効状態 |
②Drive activity LED |
- Off—HDDに問題が無い状態 - Green—HDDが使用可能な状態 - Green, 点滅—HDDが読み取りもしくは書き込み状態 |
[参考資料]
Cisco HX220c M5 Hyperflex Node Installation Guide > Maintaining the Node
以上