IMM で Integration された C-Series サーバの CPU、ヒートシンクの交換手順の交換手順

[fenglliu]

本ドキュメントでは、IMM (Intersight Management Mode) で管理された C-Series サーバの CPU、ヒートシンク 交換手順について説明します。

[交換に必要なツール]

機種により交換に必要なツールが異なる場合あります。詳細については下記資料の[交換に必要なツール]部分をご参照ください。

[UCS C] C220M5 / C240M5 CPU、Heatsink 交換手順

[UCS C] C220M6/C240M6 CPU、ヒートシンクの交換手順

[UCS C] C225M6/C245M6 CPU、ヒートシンクの交換手順

[UCS C] C220M8 / C240M8 CPU、ヒートシンクの交換手順

※上記以外のモデルの交換については以下のガイドにアクセスし、該当機種の Installation and Service Guide を選択の上、「Maintaining the Server」の「Tools Required For CPU Replacement」の部分をご確認ください。

Install and Upgrade Guides
https://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/products-installation-guides-list.html

[作業前確認]

- FE 作業

1. 発生している Fault を確認します。

Intersight へログインし、「Operate」タブ > 「Servers」タブをクリックします。Servers の検索窓で、製品名 (Product ID) もしくは、シリアル番号を入力し、該当のサーバを検索し、該当のサーバの青い文字を押します。

該当のサーバの「General」タブの画面右側の「Events」に記載の「Alarms」項目を確認して、発生している Fault を確認します。

 2. 対象サーバに適用されたサーバプロファイルの名前をメモしておきます。

[作業手順]
- お客様作業

3. OS をシャットダウンします。

画面右上の「Actions」をクリックし、「Power」配下の「Shut Down Operating System」を押します。

シャットダウンの進行状況は、画面上部のチェックマークの右側の回転しているアイコンを押すことで確認できます。

- FE作業

4. 作業対象特定のために、Locator LED を点灯させます。

画面右上の「Actions」をクリックし、「System」配下の「Turn On Locator」を押します。

5. 該当サーバの [Actions] > [System] > [Decommission] より Decommission を実施します。

※ “Decommission server with secure erase” をチェックしないでください。

    secure erase 実行される場合、下記が発生します。

• この操作により、サーバからすべてのデータが完全に削除されます。このデータは回復できません。
• 完全消去が完了する前に終了すると、データまたはドライブが破損する可能性があります。

Decommission の進行状況は、画面上部のチェックマークの右側の回転しているアイコンをクリックすることで確認できます。
「Undeploy Server Profile」のタスクが完了後に「Rack Decommission」のタスクが実行されます。両タスクが終了することで、Decommission が完了となります。

6. 機種により交換方法が異ります。物理の交換作業については下記資料の <CPUの取り外し> から <新しいCPUの取り付け> までの部分をご参照ください。

[UCS C] C220M5 / C240M5 CPU、Heatsink 交換手順

[UCS C] C220M6/C240M6 CPU、ヒートシンクの交換手順

[UCS C] C225M6/C245M6 CPU、ヒートシンクの交換手順

[UCS C] C220M8 / C240M8 CPU、ヒートシンクの交換手順

※上記以外のモデルの交換については以下のガイドにアクセスし、該当機種のInstallation and Service Guideを選択の上、「Maintaining the Server」の「Removing the Server Top Cover」「Replacing CPUs and Heatsinks」の部分をご確認ください。

Install and Upgrade Guides

https://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/products-installation-guides-list.html

7. 物理交換完了後、サーバへ電源ケーブル接続しますが、サーバの電源はオフのままにしておきます。

8. サーバを Recommission します。

Intersight へログインし、「Operate」タブ > 「Fabric Interconnects」タブをクリックします。Fabric Interconnects の検索窓で、製品名 (Product ID) もしくは、シリアル番号を入力し、該当の Fabric Interconnect を検索し、該当のサーバの青い文字を押します。

該当の Fabric Interconnects の「Connections」タブの画面右側の「DECOMMISSIONED」配下の「Servers」タブをクリックし、該当サーバの右側にある 3 点リーダーをクリックし、「Recommission」を押します。

サーバの ID を選択して、「Recommission」を押します。

9. サーバプロファイルを適用します。

「Profiles」タブを押し、「UCS Server Profiles」にて該当のサービスプロファイルの右側の 3 点リーダーを押し、「Assign Server」を押します。

 10. サーバプロファイルを Deploy します。

「Reboot immediately to activate」にチェックを入れ、「Deploy」を押します。

サーバプロファイルのデプロイの進行状況は、画面上部のチェックマークの右側の回転しているアイコンをクリックすることで確認できます。

[作業後確認]

- FE作業

1. CPU のステータスを確認します。

2. 交換前と比べて新しくアラームが発生していないか確認します。
Intersight へログインし、「Operate」タブ > 「Servers」タブをクリックします。Servers の検索窓で、製品名 (Product ID) もしくは、シリアル番号を入力し、該当のサーバを検索し、該当のサーバの青い文字を押します。

該当のサーバの「General」タブの画面右側の「Events」に記載の「Alarms」項目を確認して、発生している Fault を確認します。

- お客様作業

3. OS をブートさせます。

4. OS レベルの動作確認を実施します。

[参考資料]

Install and Upgrade Guides
https://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/products-installation-guides-list.html