キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
737
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
YAMADA Akinori
Cisco Employee
Cisco Employee

 

 

1. はじめに

このドキュメントは SVI Autostate 機能について解説しています。

 

 

2. 機能概要

SVI の基本動作として、次の条件を満たした場合に "up" ステートとなります。

  1. スイッチ上に VLAN が設定されている
  2. VLAN Interface が存在し、"Admin shutdown" ステートではない(no shutdown が設定されている)
  3. VLAN が属する一つ以上の L2 ポートが存在し、且つ少なくとも一つのポートの Spanning Tree ステートが "Forwarding" である

SVI Autostate は上記の3の条件に追従して、SVI のステートを変更する機能です。無効にした場合、"up" 且つ "Forwarding" ステートの L2 ポートが存在しなくても、SVI は "up" ステートを維持します。

Autostate を無効とした場合の懸念点として、転送先のポートが存在しない状態で SVI にパケットが到達した際、パケットドロップが発生します。
SVI にパケットが到達するケースとして、隣接の機器で静的ルートが設定されている、もしくは動的ルートで広報している場合が考えられます。

 

 

3. 設定について

3.1. SVI Autostate Enable/Disable

システムと個々の SVI に設定が可能です。
システムで設定した場合は、全て SVI で SVI Autostate が無効となり、個々の SVI に設定した場合は、その SVI でのみ SVI Autostate が無効となります。

 

// システム全体
system default interface-vlan autostate
// インターフェース毎 interface Vlan<Vlan_number> no autostate

 

 

3.2. SVI Autostate Exclude

設定されたポートは、上記三つ目の条件の対象外となります。

 

interface {Ethernet <slot>/<port>|port-channel<Po_number>}
switchport autostate exclude [vlan <vlan_id>]

 

 

4. 関連コンテンツ

Cisco Nexus スイッチ (NX-OS) : 設定例

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします