キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
20378
閲覧回数
5
いいね!
1
コメント
didi2
Cisco Employee
Cisco Employee

本ドキュメントではHUUを用いて Cisco IMC (CIMC) ファームウェア 3.X  から 4.X へのアップグレード方法をご紹介しています。

 

Cisco IMC (CIMC) ファームウェア 2.Xから3.Xへアップグレードする場合は下記のドキュメントをご参照ください。

 

UCS C-Series HUU によるアップグレード方法 (CIMC version 3.0.x)

https://supportforums.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3165568

 

【前提条件】

各機種におけるCIMC 4.X へアップグレード可能なバージョン情報について、
下記のドキュメントをご参照ください。

Upgrade Paths to Release 4.0
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/release/notes/b_UCS_C-Series_RN_4_0_1.html#id_83496
 

【準備】

 

アップグレードを行う前にダウンロードサイトよりHUUをダウンロードしておきます。

https://software.cisco.com/download/navigator.html?mdfid=282724491&i=rm

 

【CIMC KVM コンソールを用いたファームウェアアップグレード方法】

 

1.CIMCからKVMを起動

 

1-1) ISOイメージをローカルディレクトリーに保存します。

 

1-2) ブラウザを使用して、アップグレードするサーバ上の CIMC GUI ソフトウェアに接続します。

 

1-3) 念のため、アップグレードする前のバージョンをメモします。

左上のトグルナビゲーション ボタンをクリックし、[管理者] - [ファームウェア管理]の順番でクリックします。

FW前.png

 

1-4) 画面右上の [KVMの起動] をクリックして、KVM コンソールを起動します。

      ※JavaベースとHTMLベース両方サポート可能です。

KVM.png

1-5) KVM コンソールの [仮想メディア] タブをクリックし、[Activate Virtual Devices] をクリックします。

Untitled picture.png

 

1-6) 再度 [仮想メディア] タブをクリックし、[マップ CD/DVD]を選択します。

2.png

 

1-7) 参照をクリックし、ローカルディスクに保存済みの HUU の iso ファイルを選択し、[トライブのマッピング]をクリックします。

3.png

 

1-8)  [仮想メディア] タブをクリックし、 該当のHUU の iso ファイルがマッピングされていることを確認します。

1.png

 

 

2.HUUの起動

 

2-1) サーバーを再起動し、KVMコンソール上でブート中に F6 (Boot Menu) を押し、boot menu を表示します。

4.png

 

2-2) ブートメニューから iso イメージがマウントされている Cisco vKVM-Mapped vDVD を選択します。

 76552.png

 

2-3) HUU が起動します。

HUU 起動時に、ファームウェアの展開及びサーバーに搭載されているコンポーネントのチェックを行うため、HUU が起動するまで暫く時間がかかります。

666.png

 

2-4) HUU をブートすると、Cisco End User License Agreement(EULA)が表示されるので[I AGREE] をクリックしてライセンス契約書に同意します。

777.png

 

 3. ファームウェアのアップグレード

 

3-1) サーバー全体のファームウェアを更新する際には、必ず Update All を選択し、搭載されている全てのコンポーネントのファームウェアを更新します。

個別にファームウェアをアップグレードすると(例:BIOSのみアップグレードする)、サーバーが起動しなくなる可能性があるためご注意下さい。

888.png

 

 3-2) サーバーの部品を交換した直後については、必要なコンポーネントのみ選択しチェックを入れて個別にファームウェアをアップグレードしてください。

(例:VIC カードの交換を実施した場合には、 VIC カードのみチェックをつけてファームウェアのアップグレードを行います)。

999.png

 

3-3) ファームウェアアップグレード中は CIMC 及びサーバー本体の再起動が発生します。これに伴い、以下の事象が発生しますが、これは期待通りの動作となります。

- KVM コンソールが切断されます。

- CIMC がダウンし、再度Web画面にログインする必要があります。

 

3-4) アップグレードが開始されるとステータスが[Update Status]カラムに表示されます。

10.png

 

各ステータスの意味は以下となります。

- SCHEDULED

アップグレードがスケジュールされている状態です。

- IN PROGRESS

現在アップグレードを実施中です。

- PASS

アップグレードが完了しています。

- SKIPPED

アップグレード対象ではないためアップグレードが実施されませんでした。

Current Version と Update Version が同じ場合にこのステータスになります。

 

3-5) ファームウェアのアップグレード中は[Execution Logs]セクションに、関連する一連のアクティビティとステータスの詳細なログが表示されます。

 もしUpdate Status が全て PASS もしくは SKIPPED になっている場合には、Exitを実行してCIMC の activate を実行します。

11.png

 

4. アップグレード後の確認作業

 

CIMC再ログイン後、[ファームウェア管理] から CIMC 及び BIOS のRunning Version がアップグレード先のバージョンと一致する事を確認してください。

左上のトグルナビゲーション ボタンをクリックし、[管理者] - [ファームウェア管理]の順番でクリックします。

123.png

コメント
e32903001
Level 1
Level 1

3-2)手順について、RMA部品が現在より新しいバージョンだった場合、ダウングレードを行う際は追加の手順が必要となります

https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/sw/lomug/4_0/b_huu_4_0_2/b_huu_4_0_2_chapter_011.html

上記URL"Updating the Firmware of Specific Components"記載のDisable enable-security-version-checkを更新前に実施します

CIMC CLI/GUI/APIいずれかの方法でDisabledに設定、更新後の再起動でenable-security-version-checkは自動的にEnabledとなります

Note欄記載の通り推奨はUpdate Allによる更新手順を利用することのようです

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします