- はじめに
- 想定の利用シナリオ
- 手順
・ローカル ユーザ ポリシーを作成
・ローカル ユーザ ポリシー をサーバの サーバプロファイル に追加
- サーバ KVM への接続確認
- 参考情報
はじめに
本資料で Intersight 経由しないサーバの KVM への接続方法を説明いたします。なお、UCSX サーバが IMM (Intersight Managed Mode) 管理の前提で記載します。
想定の利用シナリオ
サーバの KVM 接続方法について、IMM (Intersight Managed Mode) 管理のため、通常、Intersight にアクセスし、Intersight より接続するのが一般的です。
本資料はインターネットへ接続できない等の問題で Intersight にアクセス出来ない状況において、サーバの KVM 接続が必要な場合を想定しています。
注意
KVM 接続を利用するには Intersight で予め設定を入れる必要があります。
手順
ローカル ユーザ ポリシーを作成
1. Cisco ID で Cisco Intersight にログインし、管理者ロールを選択します。
2. ローカル ユーザ ポリシー を作成します。
2-1. [サービス セレクタ(Service Selector)] ドロップダウン リストから、[インフラストラクチャ サービス(Infrastructure Service)] を選択し、[ポリシーの構成(Configure > Policies)] に移動し、[ポリシーの作成(Create Policy)] をクリック
2-2. [ローカル ユーザー(Local User)] を選択し、[スタート(Start)] をクリックし、[全般(General)] ページで、次のパラメータを設定
各パラメータについて、以下資料をご参照し、ご指定ください。
Cisco Intersight 管理モード コンフィギュレーション ガイド
2-3. [ポリシーの詳細(Policy Details)] ページで、パスワードプロパティ関連を指定
2-4. [新規ユーザを追加(Add New User)] をクリックし、[ユーザ名(Username)] や [パスワード(Password)] 等を指定
し、[作成(Create)] をクリック
以上でローカル ユーザ ポリシーの設定が完了です。
ローカル ユーザ ポリシー をサーバの サーバプロファイル に追加
3. サーバの サーバプロファイル を編集します。
3-1. 対象サーバに適用された サーバプロファイル を選択し、[編集(Edit)] をクリック
3-2. [Next] をクリックし、[管理の設定(Management Configuration)] の [ローカルユーザ(Local User)] に 移動し、[ポリシーの選択(Select Policy)] をクリックし、設定済みの ローカル ユーザ ポリシー を選択
4. サーバプロファイル をサーバに再適用します。
※ローカル ユーザ ポリシーの適用で、サーバの再起動は発生しません。
サーバ KVM への接続確認
サーバプロファイル を再適用完了後、下記のいずれかの方法で、設定済みローカルユーザ情報でサーバ KVM の接続を確認します。
・FI Device Console 接続
確認ブラウザを起動し、https://(FI の管理 IP アドレス) を入力し、FI のログイン情報で FI Device Console にアクセスします。[INVENTORY] に移動し、対象サーバの [Launch KVM] を選択
ローカル ユーザー ポリシーで設定した ユーザ名(Username)/パスワード(Password) を入力
・直接サーバの管理 IP アドレス接続
*サーバの管理 IP アドレス(Management IP)は Intersight で対象サーバの General ページから確認出来ます。
ブラウザを起動し、https://(サーバの管理 IP アドレス) でサーバ KVM に接続
参考情報
Creating a Local User Policy