本ドキュメントは、DNAC: DNA Center 調査用ログ取得手順に公開しております手順で、'rca'コマンドでの調査用ログが取得できない場合がございます。その際に取得して頂きたいログの紹介となります。
※ 事象や状況によっては、本ドキュメントの手順でも取得頂けない場合もあり、別途確認頂きたい内容をご案内させて頂く場合もございます。
※ Cisco DNA Center バージョン 2.3.3 より、デフォルトのシェルが bash から magshell (Restricted Shell) というカスタムシェルに変更されております。bash に変更して以下の手順を実施して頂く必要がございます。
以下の手順で、/var/log 配下のログを取得してください。
- ターミナルソフトウェアを利用して SSH にて DNA Center にログインします。ユーザーは'maglev', ポート番号は 2222 です。
$ ssh -p 2222 maglev@<DNA Center の IP アドレス>
- プロンプトから、tar コマンドにてログを取得するため、保存先のディレクトリ /data/tmp を作成して、そちらに保存してください。
※ 本ドキュメントに限らず、弊社からの特別な指示などが無い限り、サイズの大きなファイルは、/data/tmp に保存してください。
※ 複数の node で取得頂く際には、どのファイルがどの node のファイルかわかるようにして頂くことをお願いいたします。
mkdir /data/tmp
cd /data/tmp
- プロンプトにて、以下のコマンドを実行して頂き、/var/log 配下のログを任意のファイル名(以下の例では、”var-log.tar.gz”)で収集してください。
※ 'sudo' での実行や ’tar' コマンドのオプションは、シンボリックファイルになっているログもございますので以下の例を参考にして取得ください。
cd /data/tmp
sudo tar --ignore-failed-read -zcvhf var-log.tar.gz /var/log
chomod 755 ./var-log.tar.gz
- 上記のファイルのコピー手順については、DNAC: DNA Center 調査用ログ取得手順 に ”ファイルのコピー” の項目を参考にしてください。
- Cisco DNA Center バージョン 2.3.3 より、外部 SCP クライアント上でファイルのダウンロード (scp -P 2222 maglev@x.x.x.x:/data/tmp/var-log.tar.gz .) することはできません。Cisco DNA Center から対象ファイルをアップロード可能なサーバを別途ご用意いただく必要がございます。
※ 一般的に使用されている Linux/Docker/Kubernets などのコマンドもございます。1行ごとに実行してご確認頂きながら進めて頂ければと存じます。
ip address show
ip neighbor show
ip link show
ifconfig -a
kubectl get pods --all-namespaces
kubectl get nodes
kubectl describe nodes
etcdctl member list
etcdctl cluster-health
df -kh ; free -h ; w ; ps aux | wc -l ; docker info | head
sudo journalctl -u docker.service
sudo journalctl -u kubelet.service
sudo systemctl status docker.service
sudo systemctl status kubelet.service
magctl appstack status
magctl service display
magctl api routes
magctl glusterfs replication_status
magctl service logs -r keepalived
maglev catalog settings display
maglev catalog settings validate
sudo maglev-config certs info
他、DNAC の通信に関連する問題の場合、ping / nslookup などのコマンドでの確認結果も頂けると有効な情報となります。
上記のコマンドに限らず、事象に応じてご確認頂き、追加情報として提供頂けますと幸いです。
DNAC: DNA Center 調査用ログ取得手順
DNAC: magshell (Restricted Shell) の無効化・再有効化