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2013-03-27 12:57 AM
2013年03月16日(初版)
| TAC SR Collection | |
|---|---|
| 主な問題 |
古いバージョンの IOS をアップグレードした後に、Multicast の通信に障害が発生し、音声や映像が途切れてしまうといった事象が発生します。 |
| 原因 |
問題のある CPE の影響と、IOS の実装変更によるコンビネーションにより発生する事があります。 IOS では Multicast トラフィックの取扱いが以下のように変更されています。 12.3(21)BC より前の IOS の場合 “cable ip-multicast-echo” は IGMP および Multicast data パケットの両方を Downstream 側に折り返す(echo する)ようになる。“cable ip-multicast-echo” が無効である場合、IGMP および Multicast data パケット両方とも折り返さないようになる。 12.3(21)BC 以降の IOS の場合 “cable ip-multicast-echo” 設定は IGMP パケットのみ扱うようになっている。よって、 Downstream port 配下に Multicast クライアントが存在する場合は、本設定に関わらず Multicast data パケットは Downstream 側に折り返す (echo する)ようになっている。 また、一部のメーカの宅内用ルータのような機器に、アップストリーム側に Multicast トラフィックを送り返してしまう不具合が報告されています。これらが組み合わせると、以下のようになります。 +------------------------------+ +------------------------------+ | 12.3(21) より前 | | 12.3(21) 以降 | |(かつ ip-multicas-echo が無効) | | (ip-multicas-echo に関係なく) | +------------------------------+ +------------------------------+ | \ | \\ | ECHOされない | ECHOされる 不正なマルチキャスト 不正なマルチキャスト \\\ | | \\\\ +----------+ +-----------------+ +----------+ +-----------------+ |不正な CPE | |同じ DS の他の CPE| |不正な CPE | |同じ DS の他の CPE| +----------+ +-----------------+ +----------+ +-----------------+ 本事象が発生している場合は、show ip mroute count で RPF failed が多くカウントされます。 Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc) Group: <snip>, Source count: 4, Packets forwarded: 17331, Packets received: 21320 Source: <snip>, Forwarding: 5785/0/120/0, Other: 7389/1604/0 このように、不正なマルチキャストパケットが DS 側に送信されることにより、帯域を圧迫し、Multicast 通信に障害を発生させることになります。 |
|
解決策 |
不正な Multicast トラフィックを送信する端末を特定し、対処することで解決できます。 uBR 側の対応策としては、Bundle インターフェースに折り返してくる不正な Multicast トラフィックをフィルターする ACL を設定することで回避することができます。 deny ip host <mcast source IP address> any |
| 問題のタイプ |
Multicast 通信の問題 |