JapanTAC_CSC
Level 7
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2020年10月14日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題

Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) で、HTTP Proxy 経由で Cisco Smart Software Manager (CSSM) に接続できなくなる問題が報告されています。

下記の条件で発生します。

  1. Unified CM 12.5(1)SU2 を使用している。
  2. HTTP Proxy 経由で CSSM に Registration (登録) と Authorization (認証) を実施して、問題無く完了している。
  3. 2 の後に、何らかの理由で Smart License Manager (SLM) service がリスタートする。

この問題が発生すると、Cisco Unified CM の管理画面 > システム > ライセンス > ライセンスの管理にて下記のように、ライセンス認証ステータスに警告が表示されます。

SLMError.png

原因

Unified CM のソフトウェア不具合 CSCvt61579 が原因です。

SLM がリスタートしたタイミングで、HTTP Proxy の設定が無効となる不具合です。その結果、リスタート後に自動で実施される CSSM への認証の更新に失敗します。

HTTP Proxy を使用しない場合には、影響はありません。

解決策

恒久対策としては、CSCvt61579 の修正バージョンへアップグレードする、もしくは、Unified CM の Publisher に ciscocm.V12-5-1_CSCvt61579-slm-proxy_C0055-1.cop.sgn を適用する必要があります。

以下を実施することで、復旧させることは可能ですが、再度 SLM がリスタートした場合には再発します。

  1. Cisco Unified CM の管理画面 > システム > ライセンス > ライセンスの管理にて、アクションより登録解除を実施する
  2. Smart Call Home ライセンス設定の表示 / 編集にて、HTTP/HTTPS/ プロキシから直接に変更し保存する
  3. 再度直接に変更し保存する
  4. アクションより再登録を実施する

Disaster Recovery System (DRS) によるバックアップを開始した際には、SLM は必ずリスタートする動作となっておりますため、スケジュールバックアップを実施している環境で、HTTP Proxy を使用している場合には恒久対策を実施して下さい。

参考: DRS のバックアップ作成時に Smart License Manager service がリスタートする

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。