2021年10月10日 (初版)
xxxx年xx月xx日 (アップデート)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
NX-OS リリース 7.x 及び 9.2(x) のバージョンで、network コマンドにてインタフェースの OSPF を有効化した状態で、
9.3(1) 以降のバージョンにアップグレードした後、OSPF ネイバーの確立が失敗します。
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| 原因 |
NX-OS リリース 7.x 及び 9.2(x) のバージョンで、OSPF の network コマンドは隠しコマンドとして存在しており、
このコマンドにて関連するインタフェースの OSPF を有効化すること自体は可能です。
network コマンドが設定された状態で、9.3(1) 以降のバージョンにアップグレードする時に、
9.3(1) 以降のバージョンでは OSPF の network コマンドが完全に削除された為、
元々設定されていた network コマンドが動作しなくなり、OSPF ネイバーの確立ができなくなります。
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| 解決策 |
Nexus は OSPF の network コマンドをサポートしていない為、OSPF を有効にしたいインタフェースの
インタフェースコンフィグレーションモードで ip router ospf <process-id> area <area-id> コマンドにて設定する必要があります。
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備考
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
