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BGP環境での経路切替

m-hirose
Level 1
Level 1

お世話になります。
データセンター間のルーティングにBGPを使用しています。
通常は正系を経由するように、BGPの重みづけ(as-path prepend、local-preference)で制御しています。
障害発生時などに手動経路を副系に切り替えたい場合の手法として、①当該サブインターフェースのshutdownと②BGPネイバーのshutdownで実施しています。(BFDが有効と無効が混在しています。)
どちらかに統一したいと考えていますが、①と②の理解を確認させてください。
①の場合は、BFDが有効なサブインターフェースだとスムーズな系切り替えが可能になると思います。一方BFDが無効の場合は、holdtimeを待ってから系切替になるので、デフォルトだと180秒が必要となると思います。
②の場合は、BFDの有無に関わらずルーティングアップデートが発生するので、スムーズな系切り替えが可能となると思います。
BGPのルーティングに詳しくないので、ご教授をお願いいたします。

 

1件の返信1

Yuta Minoura
Cisco Employee
Cisco Employee

ご質問の程ありがとうございます。

>①の場合は、BFDが有効なサブインターフェースだとスムーズな系切り替えが可能になると思います。
>一方BFDが無効の場合は、holdtimeを待ってから系切替になるので、デフォルトだと180秒が必要となると思います。

BFDが有効な場合、障害が発生し、BFDのHoldtime経過後にBGPネイバーがダウンします。

一方、BFDが無効な場合は、「neighbor xxx fall-over」コマンドの有無で動作が変わるかと存じます。
「neighbor xxx fall-over」コマンド無しの場合、BGPのHoldtime経過後にBGPネイバーがダウンします。
「neighbor xxx fall-over」コマンド有りの場合、もし障害発生時にルーティングテーブルからBGPネイバーのアドレスに到達するためのルート情報が消失すれば、BGPのHoldtime経過を待たずにBGPネイバーがダウンします。

 

>②の場合は、BFDの有無に関わらずルーティングアップデートが発生するので、
>スムーズな系切り替えが可能となると思います。

こちらはご認識の通りです。

 

個人的には、BGPネイバーのシャットダウンを実施するまえに、副系にトラフィックが迂回するように、Local PreferenceやAS_PATHを修正する方が安全な手順かと存じます。