シスココミュニティ

AP1815 が5GHz帯で高いチャネル利用率を報告している問題

2024年4月18日 (初版) TAC SR Collection主な問題AP 1815 が 5GHz帯で高いチャネル利用率を報告する場合があります。本問題は AP1815 で発生が報告されています。原因ソフトウェア不具合:CSCwi92439 AP1815s are reporting high channel utilization in 5Ghz.解決策解決策1：APの再起動またはチャンネル幅を変更することにより一時的に事象が改善されます。解決策2:CSCwi92439 の修正バージョンに...

[Q&A 集公開] 4/17 開催次世代の UCS X シリーズ - 新機能とトラブルシューティング

以下は 2024 年 4 月 17 日に開催した次世代の UCS X シリーズ - 新機能とトラブルシューティングの Q＆A セッションでいただいた質問とその回答となります。多数のご質問誠にありがとうございました。なお、当日の資料や録画は以下より確認可能です。プレゼンテーション資料ウェビナー録画イベント概要質問 1. 現在の初期導入時に UCSM 管理モード（UMM）ではなく Intersight 管理モード（IMM）を選択するメリットなどはございますでしょうか。I...

[ThousandEyes] 効果的なエグゼクティブダッシュボードを作成するためのベストプラクティス

概要急速に進化する今日のビジネス環境において、経営陣が十分な情報に基づいて迅速に意思決定を下すためには、データ主導型のインサイトが不可欠です。そこで役立つのがエグゼクティブダッシュボードからのレポートです。ビジネス戦略の舵切りに欠かせない重要な業績評価指標（KPI）や実用的なインサイトをすぐに入手いただけます。この記事では、ThousandEyes を使用して説得力のあるエグゼクティブダッシュボードを作成するための主要なベストプラクティス、戦略、実践的なアドバイスについて詳しく説明...

Cisco Catalyst Center に登録した機器にて "CRL fetch failed" が出力される

Cisco Catalyst Center に登録した機器にて、下記のエラーメッセージが 5 秒おきに出力される場合があります。 %PKI-3-CRL_FETCH_FAIL: CRL fetch for trustpoint DNAC-CA failed Reason : Enrollment URL not configured. 通常、内部認証局 (CA-Certification Authority) によって発行された証明書には...

CSSM 上で製品インスタンスが正常に生成されない事象の対応方法

Smart Licensing Using Policy の offline mode を利用の場合、Cisco Smart Software Manager (CSSM) へ RUM レポートをアップロードした後、スタック構成のメンバーに製品インスタンスが正常に生成されない場合があります。その時、トラストファイルを生成してからライセンスの再登録で事象が改善できるかをご確認ください。 ====手順ここから==== 1. まず対象機器にてライセンス情報をクリアしてから、機器を再起動してく...

IOS-XE: MP-BGP における ipv4 over ipv6 の設定について

MP-BGP（ Multi Protocol BGP ）では IPv4 以外に IPv6 もネイバーの確立に使用できるように拡張しており、ipv4 over ipv6 設定もできます。 R1#show run interface Loopback0 ip address 1.1.1.1 255.255.255.255 ipv6 address 2000::1/128!interface GigabitEthernet0/0/0 ip address 10.1.1.1 255.25...

CESアップグレードについて

はじめに一斉アップグレードの抑止リクエストアップグレード日程調整のリクエストはじめに新しいバージョンのAsyncOSがリリースされてから一定期間が経過するとCESが自動的にアップグレードされます。このアップグレードは一斉アップグレード（mass upgrade）といいます。アップグレードの予定時間はCESステータスページ（ https://status.ces.cisco.com/ ）にて確認できます。記載された時間よりあとにアップグレードをご希望の場合は、事前にTACにご連絡ください。...

Webex Calling - Webex モバイルアプリの同時通話数の制限

2024 年 4 月 19 日 (初版) TAC SR Collection主な問題 Webex モバイルアプリ（iOS,Android）で通話中に同時に複数の着信が入った場合、3 コール目の新規着信通知が出ず不在着信履歴のみ残るという事象が報告されています。原因 Webex モバイルアプリの同時通話数の制限となります。モバイル端末の UI の制限により、クライアントがサポートする Active Call は 2 つまでとなっています。そのため通話中の呼を含め 2 つの呼がアクティブな状...

Webex Calling - サイレントモニタリングを実施した際につながらずビジートーンが聞こえる

2024 年 4 月 19 日 (初版) TAC SR Collection主な問題スーパーバイザーが通話中のエージェント (コールキューの機能にて管理対象として割り当てられているユーザー) に、サイレントモニタリングを実施した際につながらずビジートーンが聞こえる場合があります。原因対象の通話がコールキューへの着信呼ではなく、エージェントのユーザー番号への直接の着信の場合、スーパーバイザーの機能（サイレントモニタリング、コーチング、割り込み、引き継ぎ）を使用することはできませ...

CUC で Ungraceful Shutdown detected が表示される

2024 年 4 月 19 日 (初版) TAC SR Collection主な問題 Cisco Unity Connection (以下 CUC) の CLI/GUI にログインする際、"WARNING: Ungraceful shutdown detected" というメッセージが表示され、CUC の再構築が推奨されています。メッセージ例： WARNING: Ungraceful shutdown detected - A rebuild of this node is highly ...

Unified CM / CUC にて Tomcat 関連のサービスが起動できない

2024 年 4 月 19 日 (初版) TAC SR Collection主な問題 Cisco Unified Communication Manager (以下 Unified CM) および Cisco Unity Connection (以下 CUC) にて、一部のサービスが起動できないことがあります。起動できないサービスは以下のとおりです。Unified CM のサービス・ Cisco UDS Tomcat・ Cisco SSOSP Tomcat・ Cisco AXL Tomc...

Catalyst 9200/9300 シリーズスイッチ show switch stack-bandwidth コマンド

Catalyst 9200/9300 シリーズスイッチの show switch stack-bandwidth コマンドでは、現在 Stack が Full Ring 構成で動作しているのか、Half Ring 構成で動作しているのか、確認する事はできません。上記に関しては、show switch stack-ring speed コマンドで確認する事ができます。 show switch stack-bandwidth コマンドで上記が確認できる旨の記載がある CCO ドキュメントがございま...

C8200-1N-4T における M.2 SSD ストレージ容量について

C8200-1N-4T はデフォルトの 16G M.2 SSD ストレージで出荷されておりますが、フラッシュの管理とメンテナンス、そして Cisco はフラッシュに OS 情報等を保存するため、実際にユーザ側で使用可能なストレージ容量は 16G より少なくなります。 Router#show versionCisco IOS XE Software, Version 17.04.01aCisco IOS Software [Bengaluru], c8000be Software (X8...

IOS-XE：FTP64 利用時の制限について

FTP64 をご利用いただく際にサポートされる構成は、クライアント（IPv6）-サーバ（IPv4）の構成となります。クライアント（IPv4）-サーバ（IPv6）、もしくはクライアントとサーバーの間に複数の機器にて NAT64 / NAT46 の変換を通じて、クライアント（IPv6）-サーバ（IPv6）、クライアント（IPv4）-サーバ（IPv4）のような組み合わせである場合は、非サポート構成となりますので、FTP転送できない可能性があります。サポートする構成例： interface Gi...

IOS XR: インターフェースフラップ事象の物理切り分け

はじめにこのドキュメントでは、IOS XR における基本的なインターフェースダウンまたは、フラップ(ダウン/アップ)の問題に関する物理切り分けについて説明します。インターフェースダウンまたは、フラップが発生する原因は多岐に渡りますが、SFP のようなオプティクスモジュールのハードウェア不良が原因となるケースが比較的多く確認されています。レイヤー 1 レベルにおける光信号の問題は、ログからの原因特定が非常に困難です。そのため、まずは被疑箇所の特定および、ハードウェア不良の可能性を排除するために...