はじめに
コールキューにてスーパーバイザー機能利用時にシステムが流す警告トーンとガイダンスについて紹介します。
スーパーバイザー機能一覧
- サイレントモニタリング ( Silent Monitoring )
- コーチング ( Coaching )
- 割り込み ( Barge in )
- 引き継ぎ ( Take over )
※ 2023 年 10 月時点での動作
機能アクセスコード
スーパーバイザーの機能アクセスコード一覧です。
- サイレントモニタリング: #82 + エージェント内線番号
- コーチング: #85 + エージェント内線番号
- 割り込み: *33 + エージェント内線番号
- 引継ぎ: #86 + エージェント内線番号
サイレントモニタリングとコーチング時にエージェントに聞こえる警告トーン
スーパーバイザーがサイレントモニタリングとコーチングを行うために機能アクセスコードで発信すると、モニタリング対象エージェントに警告トーンが聞こえます。
スーパーバイザー機能のサイレントモニタリングとコーチングでは、デフォルトで警告トーンが有効になっています。
そのためスーパーバイザーが機能アクセスコードで発信した場合に、モニタリング対象エージェントに警告トーンが聞こえるのは期待動作となります。
この2つについて警告トーンをオフにすることはできません。(※ 2023 年 10 月時点)
割り込み時にエージェントに聞こえる警告トーン
割り込むユーザ側の「ユーザーが割り込みを行ったときにトーンを再生します。」設定をオンにすると、割り込み先エージェントに警告トーンが聞こえます。
※ 割り込むユーザ = スーパーバイザー。スーパーバイザーとなるユーザの設定をオンにします。
例)ユーザ A と B が通話中の呼に、ユーザ C (スーパーバイザー)が割り込む場合
ユーザ A : PSTN 発信元
ユーザ B : 内線 5000 (着信先)
ユーザ C : A と B の呼に割り込んで参加。 *335000 で発信。
・ユーザ C の「ユーザーが割り込みを行ったときにトーンを再生します。」設定
オフ:ユーザ B に警告音は聞こえず、3 者通話状態になる
オン:ユーザ B に警告音が聞こえ、3 者通話状態になる
※補足
スーパーバイザーが割り込む場合には、エージェントユーザ側の「割り込み」設定は影響しません。
エージェントユーザ側の「割り込み」設定がオフだったとしてもスーパーバイザーは割り込むことができます。

引き継ぎ時に聞こえるガイダンス
スーパーバイザーがエージェントに代わり呼を引き継ぐ場合には、引継ぎのタイミングで下記ガイダンスが流れます。
- エージェント:スーパーバイザーが通話を引き継ぎます。さようなら。
- 通話相手:電話を切らずにお待ちください。引き続き、スーパーバイザーがサポートいたします。
流れた後、エージェント側の通話は切断されます。
参考情報
Manage Call Queue Supervisors
Create and manage call queue
Allow users to barge in to other people's phone calls
Webex Calling の機能アクセスコード