はじめに
本記事では、Webinars開催後に取得可能な「出席レポート」の表示名欄に記載される名前について解説します。
表示名欄に記載される名前は、Webinars予約時の操作内容や参加方法により変化します。下記のような状況に陥った際は後述の各条件に当てはまっていないか確認してください。
- Control Hub上に登録された表示名とは異なる名前が表示された
- Webinars招待時に入力した名前とは異なる名前が表示された
- Webinars参加時に入力した名前とは異なる名前が表示された
※本記事は、2023年9月14日時点の情報を元に作成されています。
表示名について
Webexにおける表示名は、Control Hub上で任意に設定することが可能です。下記の例では「test 01」という表示名が設定されています。

Webexにログインした上でWebinarsに参加する場合、上記の表示名が出席レポートの表示名欄に記載されますが、先述の通りWebinars予約時の操作内容や参加方法によっては上記と異なる名前が記載されます。
以降、上述の「test 01」アカウントを使用して各条件でWebinarsに参加した際の挙動を解説します。
条件1:主催者がWebinars予約時に出席者を招待せず、かつ出席者がゲスト参加した場合
主催者:Webinars予約時に出席者を招待しない
出席者:会議番号や個別に共有されたURLからゲストとして参加する
この場合の挙動は下記の通りです。下記の例では「Test Account」という名前で参加を試みています。

この場合、出席者が参加時に入力した「Test Account」という名前が出席レポートの表示名欄に記載されます。

条件2:主催者がWebinars予約時に出席者を招待し、かつ出席者が招待メール内のリンクからゲスト参加した場合
主催者:Webinars予約時に名前やメールアドレス等の情報を入力して出席者を招待する
出席者:招待メール内のリンクからゲストとして参加する
この場合の挙動は下記の通りです。下記の例では「attendee 01」という名前で出席者を招待しています。

出席者は招待メール内のリンクをクリックし、「Test Account」の名前でゲスト参加を試みます。
この場合、主催者が予約時に入力した「attendee 01」という名前が出席レポートの表示名欄に記載されます。

※注意※
条件2において、招待メール内のリンクではなく会議番号や個別に共有されたURLからWebinarsにゲスト参加した場合、出席者が参加時に入力した名前が出席レポートの表示名欄に記載されます。
まとめ
以上のように、主催者および出席者の操作内容によっては意図しない表示名が記載される場合があります。上記のいずれにも該当せず、かつ意図しない表示名が記載された場合はテクニカルサポートまでご連絡ください。
参考情報
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