2023 年 7 月 21 日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
ブロックリストにて特定の外線番号を指定することで、その番号からのコールがブロックされる (着信側の端末は鳴動せずに不在着信にも残らない) ことが想定されます。
しかしながら、ブロックリストにて特定の外線番号を指定しても、その番号からのコールがブロックされない場合があります。
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原因 |
Webex コントロールハブの [Webex Calling とプレミス間のコール ルーティング] にて [レガシー動作] が選択されている場合、外部 (PSTN) コールが内部のコール (ローカルコール)と認識されるため、ブロックリストが機能しません。こちらは現時点で実装上の想定挙動です。
当該設定の確認手順については以下をご参照ください。
1. Webex コントロールハブへアクセス 2. [Calling] > [サービス設定] の順にクリック 3. [Webex Calling とプレミス間のコール ルーティング] の項目を確認

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解決策 |
ブロックリストの利用をご希望の場合、[Webex Calling とプレミス間のコール ルーティング] の [レガシー動作] を [標準動作] へ変更する必要があります。
また、[レガシー動作] と [標準動作] の機能比較については、Cisco Webex Calling 向けプリファードアーキテクチャにある [不明な番号の処理] の項目をご参照ください。
なお、ブロックリストのヘルプ記事にて、以下のような記載もあるので、ご参考までにご確認ください。
--- [レガシー モード] に設定している場合、PSTN ゲートウェイ経由で着信する外部コールは、オンプレミスから着信するローカル コールと見なされます。 ---
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備考
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。