2023 年 10 月 2 日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
Webex Calling に登録した MPP (Multi Platform Phone) で、コール発信時に「取消し」が表示名に追加されることがある事象が報告されています。この事象はコールパーク機能を使用している電話機で発生することがあります。
なお、「取消し」は英語では「 Recall 」という表示になります。
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| 原因 |
コールパーク機能を使用する電話機で、Recall Timer ( デフォルト値 45 秒 ) が満了してパークしたコールが呼び戻された場合に、「取消し」という表示が電話機上に表示されます。その際、該当の番号に関しては「取消し」を含む表示名が電話機の通話履歴に保存されます。
電話機は通話履歴に含まれる表示名を参照するため、Recall Timer で呼び戻されたことがある番号については、「取消し」を追加した表示名でコール発信を行います。こちらは現状の実装通りの動作です。
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| 解決策 |
通話履歴を削除することで、該当の番号に関する「取消し」を含む表示名も削除されるため、事象が改善します。
1. 通話履歴に「ローカルの通話履歴」を設定している場合：
電話機の「通話履歴」> 「オプション」から通話履歴を削除可能です。
2. 通話履歴に「 Webex 統合通話履歴」を設定している場合：
電話機上で通話履歴を削除する方法がなく、Webex App 側で通話履歴を削除する必要があります。
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備考
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
