Create Session Request (CSReq) において、 APN-AMBR は kbps 単位で取り扱われますが、 StarOS が CSReq 受信後に内部でどのような単位で取り扱いをしているかについて確認をしました。
1. CSReq は DCNR OFF 時の最大値 4294967(kbps) を設定して送信します。
** Create Session Request **
(snip)
AGGREGATE MAX BIT RATE:
Value:
Uplk AMBR: 4294967 kbps
Dnlk AMBR: 4294967 kbps
(snip)
* 3gpp TS 29.274の仕様上、CSReq の AMBR は kbps 単位でのやり取りとなります。
2. 呼確立後、show subs の出力は、 4294967000 bps と表記されています。
** show subs pgw-only full all **
(snip)
Downlink APN AMBR: 4294967000 bps Uplink APN AMBR: 4294967000 bps
(snip)
* kbps からbpsの変換については、単純に 1000 倍されている形となります。
(4294967295 bps とはならない)
3. Gx 側への CCR-I についても、4294967000 bps で送信されます。
** CCR-I **
(snip)
[V] [M] QoS-Information:
[V] APN-Aggregate-Max-Bitrate-UL: 4294967000
[V] APN-Aggregate-Max-Bitrate-DL: 4294967000
(snip)
* CSReqに誤って大きな値 (4294967 kbps より大きい値 ) を入れた場合でも、show subs上や、Gx上では、上限値となる 4247647000 bps となっていることも確認しています。