<想定される使用状況>
UCS Cシリーズでは、CIMC でハードディスクのステータスを確認することができます。
以下にそれぞれの項目でどういったことが確認できるかを紹介します。
・CIMCバージョン1.4以前の場合
Server タブ⇒Inventory ⇒右ペイン上部のStorageタブ⇒下ペインのPhysical Drive info タブ⇒Physical Drivesからドライブを選択⇒ Status 欄を確認。
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- Status の種類
Copyback - コピーバックを実施中
Failed - ディスクは使用されているがフェイルしている状態
hot spare - ディスクが"spare drive"として設定されている
Offline - ディスクがオフラインでアクセスできない状態
Online - ディスクがドライブグループの一部で使用されている状態
Rebuild - ディスクがリビルド中
System - ディスクがホストから見える状態でVirutal driveとしては使用できない状態
Unconfigured bad - ディスクがフェイルしており使用されていない状態
Unconfigured good - ディスクがdrive group もしくはhot spare pool へアサイン可能な状態
- Fault の種類
true と表示されている場合ディスクが"Failed" もしくは"unconfigured bad"状態
- Online の種類
true と表示されている場合ディスクが"Online" もしくは"unconfigured good"状態
・CIMCバージョン1.5以降の場合
Storage タブ⇒コントローラーを選択⇒右ペイン上部のPhysical Drive info タブ⇒Physical DrivesのStatusとHealthを確認。
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- Status の種類
Copyback - コピーバックを実施中
Failed - ディスクは使用されているがフェイルしている状態
Foreign configuration - ディスクが" foreign configuration" を保持している
Global hot spare - ディスクが"global spare drive"として設定されている
Dedicated hot spare - ディスクが "dedicated spare drive" として設定されている
Offline - ディスクがオフラインでアクセスできない状態
Online - ディスクがドライブグループの一部で使用されている状態
Predicted Failure - 障害予兆が発生している状態
Ready to remove - ディスクがリムーブできる状態
Rebuild - ディスクがリビルド中
System - ディスクがホストから見える状態でVirutal driveとしては使用できない状態
Unconfigured bad - ディスクがフェイルしており使用されていない状態
Unconfigured good - ディスクがdrive group もしくはhot spare pool へアサイン可能な状態
- Health の種類
Good
Moderate Fault
Severe Fault
Health がGood以外の場合、問題が発生している可能性があります。
その他にも以下の画像の赤丸の部分、Media Error count/Other Error Count/Predictive Failure Countの値が増加している場合は問題が発生している可能性があります。