※ 本記事は ACI version 5.3(2g) をベースに作成しています。
アップリンク to ダウンリンク もしくは ダウンリンク to アップリンク の変換は第2世代以降のスイッチ(型番が EX または FX で終わる Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチ。例えば N9K-C9348GC-FXP、N9K-C93240YC-FX2 など) でサポートされています。
Fabric > Inventory > Topology を開き、右ペインで "Interface" タブを選択します。
"Mode" のプルダウンから Configuration を選択し、"+" ボタンを押して対象のリーフを追加します。


下図のように図が表示されるため、変換を行いたいポートを選択します。
ポートを選択すると、そのポートに対して実行可能なオプションがボタンで表示されます。
(実行不可のオプションについてはグレーアウトされ、選択することができないようになっています)
この例では現在アップリンクポートとしているポート eth 1/51 を選択しているため、
Uplink への変換を行うボタンはグレーアウトされ、Downlink への変換を行うボタンが押せるようになっています。


ポートの変換を適用するにはノードの再起動が必要です。
通信断が発生するため、メンテナンスタイムを設けて作業を実施してください。
"Downlink" ボタンを押下すると、その旨の警告メッセージが表示されます。
以下の選択肢から選んでボタンを押下します。
Cancel:変換をやめる
Submit:変換するが、今は適用しない ※次回リブート後に変換が適用されます
Submit and Reload:今すぐ再起動を実行し、ポート変換を適用する
再起動完了後、Fabric > Inventory > Topology の画面から変更が適用されたことをご確認ください。
制限事項や各モデルにおけるデフォルトのポート構成については以下の公式ドキュメントをご参照ください。
Cisco APIC Layer 2 Networking Configuration Guide, Release 5.2(x)
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/dcn/aci/apic/5x/layer-2-configuration/cisco-apic-layer-2-networking-configuration-guide-52x/access-interfaces-52x.html
⇒ 「Configuring Port Profiles to Change Ports from Uplink to Downlink or Downlink to Uplink」のセクションをご確認ください