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xuefejin
Cisco Employee
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本ドキュメントでは Predictive Failure が発生した場合の UCS C220/C240 M6 HDD/SSD の交換手順についてご説明いたします。

障害予兆の場合はデータの安全性を考慮してオフラインでの交換をお勧めいたします。

※通常の HDD Failure の場合はこちらをご参照ください。

※SSD の場合においても HDD と同様ですので、その際は本文中の HDD を SSD と読み替えてください。

※本手順は、サーバ前面及び背面に搭載のディスクを対象としております。サーバ内部のディスクは対象外ですので、installation guide をご確認ください。

 

[作業前確認]

- FE 作業

1. CIMC の [Chassis] タブで [Faults and Logs] メニューを選択し、右画面の [Fault Summary] を確認して、発生している Fault を確認します。
こちらの Fault については後ほど確認するため、念のためメモしておいて下さい。

disk1.png

2. CIMC から現在の状況を確認し、あわせて交換対象の HDD の LED の状況も確認します。
Storage タブ ⇒ コントローラーを選択 ⇒ 右ペイン上部の Physical Drive info タブ ⇒ Physical Drives の Status とHealth を確認
※LED の状況の詳細は本ドキュメント下部の参考情報をご参照ください。 

disk2.png

[作業手順]

- お客様作業 (FE 作業前)

1. 作業対象特定のために、CIMC の以下のメニューで [Locator LED] を点灯してください。

disk3.png

2. サーバ(OS)をシャットダウンし、電源を停止します。
 
 2-1. CIMC にログインします。
 
 2-2. [Chassis] タブに移動し、[Summary] に移動します。
 
 2-3. 右側の画面上部の [Host Power] より [Shut Down] を実行します。

disk11.png
 2-4. Power On が黒文字になっていることを確認し、KVM で OS のシャットダウン完了を確認してください。

- FE 作業

障害が発生している HDD を引き抜きます。HDD スロット位置は下図をご参照ください。

[C220 M6]
disk4.png

[C240 M6]
disk5.png

- お客様作業(FE 作業後)

Power On を押下し OS を起動します。
*KVM、RDP などで OS の起動完了を確認してください。

- FE 作業

1. OS の起動が完了後、HDD をディスクトレイに入れます。

2. 交換後、リビルドが開始したことを確認します。

  2-1. Disk の Fault LED がオレンジ点滅になり、Activity LED がグリーン点滅していることを確認します。

  2-2. Rebuild ステータスになっていることを確認します。

Storage タブ ⇒ 表示されている Raid Controller を選択 ⇒ Physical Drive info タブ ⇒ Physical Drives の Status が Rebuild ステータスになっていることを確認します。

disk6.png

Physical Drive info タブ ⇒ PD の Operation Status から リビルドの進捗状況も確認できます。

disk7.png

※リビルドが自動で開始しない場合、交換後の HDD が JBOD として認識されていないかご確認ください。
JBOD で認識されている場合は、下図のように [Set State as Unconfigured Good] で Unconfigured Good のステータスに変更します。

disk8.png

※Hot spare の HDD が設定されている場合、Hot spare の HDD が障害 HDD の変わりに Raid メンバーとして稼働します。
障害 HDD を交換した後、元 Hot spare であった HDD が自動で再度 Hot spare のステータスになり、新しい HDD が再度 Raid メンバーとして稼働します。(copyback動作)
copyback が自動で開始しない場合は、下図のように手動で開始させます。
copyback 元 HDD: 元 Hot spare の HDD を選択
copyback 先 HDD: 新しい HDD を指定

disk10.png

[交換後の確認手順]

- お客様作業 (FE 作業後)

リビルドの完了を確認します。
※ディスクのステータス詳細は CIMC の Physical Drive info タブで確認します。

disk2.png

◇注意事項
Virtual Drive と Disk の容量により、リビルドが24時間以上かかる可能性があります。

[参考情報] 

HDD Status LED が光らない場合:
HDD が正常に使用できている状態で LED が点灯しない場合は、HDD の LED は HDD 自体に付いていないため、マザーボード不良が原因である可能性があります。

HDD Drive status LED の説明:

disk9.png

 

LED Name State
Hard drive fault LED • Off — HDD に問題が無い状態
• Amber — HDD がフェイルしている状態
• Amber, 点滅 — HDD がリビルド状態
Hard drive activity fault LED • Off — HDD が無い状態
• Green — HDD が使用可能な状態
• Green, 点滅 — HDD が読み取りもしくは書き込み状態

※リビルド、copyback 中は Hard drive fault LED が Amber 点滅、Hard drive activity fault LED が Green 点滅状態になります。

Cisco UCS C220 M6 Server Installation and Service Guide
Cisco UCS C240 M6 Server Installation and Service Guide

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