はじめに
UCS Manager(以下、UCSM)は バージョン 3.1 から HTML5 をサポートするようになりました。本ドキュメントでは、HTML5版 UCSM での Tech Support ログの取得方法をご案内いたします。
ログ作成
Admin タブ を選び、Faults, Events and Audit Log を展開して、TechSupport Files を右クリックします。そして、メニューで Create and Download a TechSupport File を選択します。
作成するログの種類選択
Create and Download a TechSupport File を選ぶと、次に作成するログの種類を選びます。
基本的には、
- B シリーズに関する調査の場合は ucsm + 対象 chassis
- UCSM に管理されている C シリーズに関しては ucsm + 対象 rack-server (+ fabric-extender)
を選択することになります。
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ucsm
UCSM と Fabric Interconnect のログを作成します。「Exclude Commands」にはチェックしないでください(UCSM のコンフィグ等が取得されません)。
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ucsm-mgmt
UCSM のログを生成します。Fabric Interconnect のログは生成されません。
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chassis
ブレードサーバと IOM のログを生成します。Chassis ID で取得対象のシャーシを選択します。
CIMC や IOM で取得したいブレードサーバ、もしくは、IOM のログを指定できますが、デフォルトのままでそのシャーシの全てのブレードサーバ、IOM のログを生成してくれます。
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fabric-extender
FEX (Nexus 2000 シリーズ) のログを生成します。
UCS Cシリーズを Fabric Interconnect と接続する際に、FEX を使用している場合に使用します。ログ取得対象の FEX を指定します。
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rack-server
UCSM で管理している UCS C シリーズサーバのログを生成します。ログ取得の対象サーバを指定します。
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server-memory
サーバの DIMM に関するログのみを生成します。
サーバの指定方法ですが、B シリーズの場合は <シャーシID>/<サーバID> となり、C シリーズの場合は <サーバID> のみです。
参考情報