はじめに
本ドキュメントではUCS-SCAP-D（Supercap ユニット）の交換パーツ(RMA品)に関する注意点について解説します。
M7/M8にて使用されるUCS-SCAP-Dの交換が必要となり、RMA申請をする際、"="が末尾に付いたスペアパーツ型番の"UCS-SCAP-D="ではなく、"UCS-SCAP-M6="という型番の代替製品が出荷されますため、この型番でRMA申請する必要があります。
UCS-SCAP-D=の代替品、UCS-SCAP-M6=について
C220M7のスペックシートにて、製品ID（PID）"UCS-SCAP-D="を検索すると、"M6 SuperCap"が表示されます。
C220M6のスペックシートにて、"M6 SuperCap"を検索すると、"UCS-SCAP-M6"が表示されますので、UCS-SCAP-D=の代替品のPIDはUCS-SCAP-M6=となります。
代替製品とは、検索したPIDを持つパーツの代わりに手配すべきパーツとなります。そのため、"UCS-SCAP-D="ではなく、"UCS-SCAP-M6="をパーツオーダーの際に入力する必要があります。RMA申請する前に、スペックシートにてパーツのPIDを確認することを推奨します。
サービスパーツのPID検索や関連するご質問がございましたら、以下にお問い合わせください。
※ご利用にはシスコアカウント（Cisco.com ID）でのログインが必要となります。
LSC宛のWeb Form: https://mycase.cloudapps.cisco.com/omc
※Web Formをご利用の場合、RMA Create & Delivery＞Request Type：Other Requestsを選択してください。
パートナー専用のツール: https://cep.cloudapps.cisco.com/#/
※パートナー専用のツールをご利用の場合、Product Informationを選択してください。
UCS-SCAP-M6= に貼られているラベルについて
UCS-SCAP-M6= に貼られているラベルには、様々なパターンがございます。以下にいくつかの例を挙げます。
- PIDを記載したラベルがUCSC-SCAP-M5 に貼られている。
- PIDを記載したラベルが貼られておらず、シリアル番号を記載したラベルは貼られている。
- Broadcom ロゴとその型番が印字されたラベルが貼られている。
これら以外のパターンが存在する可能性もございますが、全てのパターンにおいてパーツの互換性に問題はございません。万が一、コネクタの形状が異なる等により同一パーツではないと判断された場合はTACもしくはLSCへご連絡頂ければと思います。
参考情報
Cisco UCS C220 M7 SFF Rack Server Spec Sheet（ページ78）
https://www.cisco.com/c/dam/en/us/products/collateral/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/c220m7-sff-specsheet.pdf
Cisco UCS C220 M6 SFF Rack Server（ページ79）
https://www.cisco.com/c/dam/en/us/products/collateral/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/c220m6-sff-specsheet.pdf
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