Cisco APICリリース6.0(2)より、クラスタ内のすべてのAPICを仮想APICとするクラスタを展開することができます。VMware CenterのOVFテンプレートを使用してESXiホスト上の仮想APICをデプロイできます。このドキュメントでは、ESXiを使用した仮想APICのデプロイの詳細を説明します。
Deployment model:
物理APICコントローラと同様に、2パターンの展開を選ぶことができます。
- L2接続モード
ESXiはACIファブリックのリーフスイッチに直接接続されています。レイヤ 2 モードで
APIC をホストする ESXi ホストは、アクティブ-アクティブまたはアクティブ-スタンバイ モードで接続することができます。
ただし、APIC1をホストするESXiホストは、アクティブ・スタンバイ・モードのみを使用する必要があります。

- L3接続モード
ESXiは、外部ネットワーク経由で ACI ファブリックにリモート接続されます。

仮想版APICのRequirement:
- CPU 16 vCPU of 3 GHz or Higher
- Memory 96 GB of RAM
- Disk 1: SSD or NVMe – 120GB (root disk)
- Disk 2: SSD or NVMe – 360GB (empty data disk)
- I/O latency of 20ms Storage
- Two Interfaces.
- OOB 1Gbps or higher
- Infra / Inband 10Gbps or higher
- Latency tolerance between virtual APICs is up to 50 ms.
制限事項:
- ファブリックスイッチは、ACIリリース6.0(2)以降である必要があります。
- 混合モードはサポートされていません。つまり、各クラスタのAPICはすべて同じタイプ(L2接続またはL3接続)である必要があります。
- ESXi上のVirtualAPICは、物理APICとクラスタを形成できません。
- ESXi上のVirtual APICを展開する前に、すべてのESXiホストのクロックがNTPを使って同期していることを確認してください。
- Standby APICは。サポートしません。
- ESXiを使用して仮想APIC(リリース6.0(2))をデプロイした後、CiscoAPICリリース6.0(2)よりも前のリリースにダウングレードできません。
- クラスタとファブリックのセキュリティは、自己署名証明書を使用して提供されます。
- プレパッケージアプリのみをサポートします。
次回:L2接続モードのインストールガイドです