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JapanTAC_CSC
Level 7
Level 7

2023年5月8日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題

グローバルホットスペアに設定したディスクにて、 "Local disk X is degraded" のアラートが検出されることがあります。

発生条件は以下の通りとなります。
・ファームウェアバージョン 4.2.x
Global Hot Spare / Unconfigured Good のディスク
・Drive Self Test 機能が有効

原因

Drive Self Test 機能により誤ってアラートが出力されます。
本事象は以下の不具合に該当する可能性があります。
CSCwd03250 DST Feature Incorrectly Marks Global Hot Spare as Bad

解決策

[暫定対処]
SSH で CIMC に接続し、アラートを手動でクリアをした後、 Drive Self Test 機能を無効にします。

ステップ 1: アラートを手動でクリア
以下のコマンドを実行します。

# scope chassis
# scope storageadapter <adapter_name>
# scope physical-drive <drive-slot>
# start-diag

ステップ 2: Drive Self Test 機能の設定確認
以下のコマンドを実行します。

# scope diag-config
# scope drive-diag-config
# show
Background DST Enabled Background DST Frequency Powersave Override
---------------------- -------------------------- ----------------------
True weekly True 

"Background DST Enabled" の項目が True であることを確認します。

ステップ3: Drive Self Test 機能の無効

# set bg_diag_enabled false
# commit
# show
Background DST Enabled Background DST Frequency Powersave Override
---------------------- -------------------------- ----------------------
False weekly True 

"Background DST Enabled" の項目が False であることを確認します。

※注意: CIMC のリセットにより上記の設定は元の状態へ戻ります。CIMC リセット後は改めて設定を実施する必要があります。

[恒久対策]
CSCwd03250 の修正されたバージョンへのアップグレードになります。

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。

 
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