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Hironari Harimoto
Cisco Employee
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はじめに

本ドキュメントでは、vEdge の show interface detail コマンドで表示される各カウンタについて解説します。

 

show interface detail コマンドで表示される各カウンタについて (vEdge)

vEdge にて show interface detail コマンドを実行すると、多くの追加フィールドが表示されます。
各フィールドの示す意味は、下記の通りです。

  • addr-type :  インターフェースに設定されているアドレスのタイプ ( IPv4 or IPv6, dynamic or static )

  • allow-service :  インターフェース上で許可されているサービス名 ( dns, dhcp, icmp など )

  • arp-add-fails :  ARP エントリの作成に失敗したパケット数

  • bad-label :  ネクストホップラベルレコードが無効であるため破棄されたパケット数

  • cpu-policer-drops :  CPU ポリサーレートを超過したことによって破棄されたコントロールプレーン宛のパケット数
    ※ CLI から「 system host-policer-pps 」を設定することでポリサーレート値を変更することが可能です。
    ※ CPU ポリサーレートのデフォルト値および設定可能な値の範囲はバージョン毎に異なるため、左記値の確認が必要
      な場合はご利用中の機器へ CLI ログイン後、上記コマンドを実行してご確認ください。  

  • dot1x-rx-pkts :  受信した 802.1X パケット数

  • dot1x-tx-pkts :  送信した 802.1X パケット数

  • filter-drops :  暗黙または明示的に設定された localized data policy ( ACL ) フィルタによって破棄されたパケット数

  • icmp-redirect-rx-drops :  破棄された受信 ICMP リダイレクトパケット数

  • icmp-redirect-tx-drops :  破棄された送信 ICMP リダイレクトパケット数

  • if-addr :  インターフェースに設定されているプライマリユニキャスト/ブロードキャスト/セカンダリの IP アドレス

  • ifindex :  インターフェースの SNMP インデックス番号

  • if-tracker-status :  インターフェース上でトラッキング機能が有効か否かを示すステータス欄

  • interface-disabled :  インタフェースが無効化されていることによって破棄されたパケット数

  • mirror-drops :  宛先にミラーリングされているフラグメント化されたパケットの数

  • route-lookup-fail :  転送テーブル ( FIB ) にルートが存在しなかったことによって転送されなかったパケット数

  • rx-arp-non-local-drops :  パケットに含まれる送信先 IP アドレス がどのローカル IP アドレスとも一致しない
                ことによって破棄された受信 ARP パケット数

  • rx-arp-replies :  受信した ARP リプライパケット数

  • rx-arp-rate-limit-drops :  現在、このカウンタは利用されておりません

  • rx-arp-reply-drops :  現在、このカウンタは利用されておりません

  • rx-arp-request-fail :  対応する MAC アドレスが存在しないことによって破棄された受信 ARP リクエストパケット数

  • rx-arp-requests :  受信した ARP リクエストパケット数

  • rx-broadcast-pkts :  受信したブロードキャストパケット数

  • rx-drops :  破棄された受信パケット数

  • rx-errors :  エラーとしてカウントされた受信パケット数

  • rx-ip-ttl-expired :  time-to-live 値が期限切れとなった受信 IP パケット数

  • rx-multicast-pkts :  受信したマルチキャストパケット数

  • rx-non-ip-drops :  破棄された受信パケット数 ( IP または ARP パケット以外のパケットが対象 )

  • rx-oversize-errors :  現在、このカウンタは利用されておりません

  • rx-octets :  受信オクテット総数

  • rx-packets :  受信パケット総数

  • rx-policer-drops :  受信方向に設定したポリサーのレートを超過したことによって破棄されたパケット数

  • rx-policer-remark :  Packet Loss Priority を動的に変更するための remark ( policer 内で設定する "exceed remark" 行
                                   を指します ) によってマーキングされた受信パケット数

  • rx-pps :  受信パケットレート ( packets per second )

  • rx-replay-integrity-drops :  アンチリプレイウィンドウ外に到着した、または ESP or AH での整合性チェックに失敗
                                              したことによって破棄された受信パケット数

  • rx-undersize-errors :  現在、このカウンタは利用されておりません

  • rx-wred-drops :  RED ( Random Early Detection ) によって破棄された受信パケット数

  • shaping-rate :  shaping-rate コマンドによって設定されているトラフィックレート値

  • split-horizon-drops :  スプリットホライズンによって破棄された BGP パケット数

  • tx-arp-rate-limit-drops :  CPU ポリサーレートを超過したことによって破棄された、フォワーディングプレーンに
                                           よって生成された ARP パケット数
  • tx-broadcast-pkts :  送信したブロードキャストパケット数
  • tx-drops :  破棄された送信パケット数

  • tx-errors :  エラーとしてカウントされた送信パケット数

  • tx-icmp-mirrored-drops :  システムによって破棄された送信 ICMP リダイレクトパケット数

  • tx-icmp-policer-drops :  ICMP ポリサーレートを超過したことによって破棄された自発 ICMP パケット数
    ※ CLI から「 system icmp-error-pps 」を設定することでポリサーレート値を変更することが可能です。
    ※ ICMP ポリサーレートのデフォルト値は、100 pps です。

  • tx-multicast-pkts :  送信したマルチキャストパケット数

  • tx-no-arp-drops :  宛先 IP アドレスの ARP エントリが存在しないことによって破棄された送信パケット数

  • tx-octets :  送信オクテット総数

  • tx-packets :  送信パケット総数

  • tx-pps :  送信パケットレート ( packets per second )

 

 

備考

このドキュメントの内容は予告なく変更される場合があります。

 

 

参考情報

Cisco SD-WAN Command Reference - show interface

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