はじめに
本ドキュメントでは、デバイス統計データ保存容量の vManage GUI 上での変更方法について説明しています。
また、現在の使用状況からみて 30 日間や 180 日間などの統計情報を保存したい場合に、どれくらいの容量が必要となるかの見積もり容量の確認方法についてもあわせて説明します。
本ドキュメントは、次ページ内の動画で説明している内容の一部を日本語での説明にしたものです。
音声は英語ですが、あわせて動画でご確認いただければと思います。
Update Statistics Database Settings in Cisco vManage
デバイスの統計データ保存容量の変更方法
今回は、CPU / Memory 使用率に関する統計データの保存容量を増やす場合、を例にとり説明します。
※ なお、CPU / Memory 使用率は Monitor > Devices > Device を選択 > System Status から確認できます。
- vManage GUI にログインします。
- メニューから、Administration > Setting をクリックします。
- Statistics Database Configuration 欄の右側 Edit ボタンをクリックします。
- Statistics Type 列 Device System Status 欄の右側 Size(GB) の入力ボックスに設定したい容量を入力します。
※ 最小値は 0.1 です
- Total Size が赤文字になっている場合は、合計が Maximum Available Size を超過しているため、調整してください。
- Save ボタンをクリックします。(再起動は不要です)
- Statistics Database Configuration 欄の右側 View ボタンをクリックし、変更が反映されていることを確認します。
見積もり容量の確認方法
今回は、CPU / Memory 使用率に関する統計データの見積もり容量を確認する場合、を例にとり説明します。
- vManage GUI にログインします。
- URL の "app/" 以降を "management" に変更した URL にアクセスします。
https://<vmanage-ip>/#/app/management
- Statistics Disk Size タブをクリックし、STATISTICS SIZE ESTIMATION タブをクリックします。
- "index":"Device System Status" 欄の "estimation" を確認します。
現在の使用状況から、統計データの保存に必要な各日数ごとの見積もり容量が確認できます。
"Insufficient data to perform calculation" と表示されている場合は、見積もりに必要な量の統計データが蓄積されていない、もしくは、データが存在しないことを示します。
あくまで見積もりであるため、目安としてお使いください。
備考
本ドキュメントに使用しているスクリーンショットは、バージョン 20.10.1 のものを使用しています。
バージョンによっては表示が多少異なる場合もあります。
このドキュメントの内容は予告なく変更される場合があります。
参考情報
Update Statistics Database Settings in Cisco vManage
Cisco SD-WAN Getting Started Guide