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Nexus7000 シリーズ の スーパーバイザ・エンジン は、 スーパーバイザ Control Processor（CP; コントロール プロセッサ） から完全に独立したプロセッサ Connectivity Management Processor（以下 CMP）を搭載しており、スーパーバイザ・エンジン と モジュール の監視、ターミナル サーバ 無しでの ログ ファイル の管理、 スーパーバイザ の電源 オン / オフ などを実現します。
外部から CMP へ直接 アクセス するために以下の二種類の何れかの方法で CMP に IP アドレス を設定する必要がありますが、設定方法によって、その設定が反映される場所が異なります。
1) CMP からの cmp-mgmt インターフェイスの設定
※CP から attach cmp コマンドで CMP に接続した後 (CMP モード) に設定する方法
2) Cisco NX-OS からの cmp-mgmt インターフェイスの設定
1)で設定した場合には、CMP 用の flash drive 上の コンフィグ のみを変更します。 そのため、CMP モード での show running-config コマンド の出力からは、設定が確認できますが、CP での running-config コマンド 出力からはその変更を確認することはできません。 また、no コマンド による IP アドレス 設定の削除も同様に CP の running-config には反映されません。
1) の場合の出力例：
#設定実施#
n7018# attach cmp
Connected
Escape character is '~,' [tilde comma]
n7018-cmp9# conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
n7018-cmp9(config)# interface cmp-mgmt
n7018-cmp9(config-if)# ip address 192.168.0.10 255.255.255.0
n7018-cmp9(config-if)# end
#確認#
n7018-cmp9# show running-config
interface cmp-mgmt
ip address 192.168.0.10 255.255.255.0 <<CMP側：反映されている
telnet server enable
n7018-cmp9# ~,
n7018-cmp9# exiting....
[EOT]
n7018# sh running-config | begin cmp-mgmt interface cmp-mgmt module 9
<<CP側：反映されていない
n7018#
2)の場合には、CP の running-config を変更すると同時に、CMP 用 flash drive 上の コンフィグ も変更します
。 そのため、CMP モード と CP の何れの show running-config 出力結果でもその設定を確認することができます。
また、no コマンド による IP アドレス設定の削除を行った場合も同様に、双方の コンフィグ が変更されます。
2) の場合の出力例：
#設定実施#
n7018# conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
n7018(config)# interface cmp-mgmt module 9
n7018(config-if-cmp)# ip address 192.168.0.11 255.255.255.0
n7018(config-if-cmp)# end
#確認#
n7018# show running-config | begin cmp-mgmt interface cmp-mgmt module 9
ip address 192.168.0.11 255.255.255.0 <<CP側：反映されている
n7018# attach cmp
Connected
Escape character is '~,' [tilde comma]
n7018-cmp9# show running-config
interface cmp-mgmt
ip address 192.168.0.11 255.255.255.0 <<CMP側：反映されている
telnet server enable
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