主な問題
エラー メッセージ、「%ETHCNTR-3-LOOP_BACK_DETECTED:loop-back detected」(%ETHCNTR-3-LOOP_BACK_DETECTED:ループバックが検出されました)は syslog に記録されます。また、手動設定を行わなければ、問題のインターフェイスが管理上ダウン状態となります。
この問題は、次のいずれかの状態にある Cisco Catalyst 2940/2950/2950-LRE/2955/2970/3550/3560/3750 スイッチおよびその他の固定構成 Catalyst スイッチで発生する可能性があります。
- 正しくないケーブルが誤ってポートに接続されている。
- キープアライブ パケットが送信元のポートにループバックされている。
対処方法
正しくない種類のケーブルが接続されていても、ループバック状態が望ましい場合は、アクションは不要です。
それ以外の場合は、正しいケーブルを接続します。インターフェイス コンフィギュレーション モードから no shutdown コマンドを発行して、ポートを起動します。
キープアライブ パケットが送信元のポートにループバックされている場合は、no keepalive インターフェイス コマンドを発行してキープアライブを無効にします。これにより、ポートが無効になることを防止します。
キープアライブ パケットは、銅インターフェイスでのバラン検出に使用され、すべてのインターフェイスにおいてデフォルトで有効になっています。
ファイバ インターフェイスでキープアライブを無効にすると、ネットワークの一部をダウンさせる一時的なループの可能性が低くなります。
この問題は報告済みであり、キープアライブは、デフォルトで 12.2x SE コードから無効化されます。
この問題は、Cisco Bug ID CSCea46385 として文書化されています。
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DOC-3876