キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
828
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
yukoga
Cisco Employee
Cisco Employee

本ドキュメントでは、DNA Center (Cisco Digital Network Architecture Center) Version 1.3 以上の環境から 'snmpwalk' コマンドを実行する方法を説明します。Version 1.2.x までの環境についてはDNA Center CLI からの snmpwalk 実行 記事を参照してください。本ドキュメント作成時に確認している製品バージョンは、DNA Center Version 1.3.1.2 です。

  

DNA Center からの snmpwalk の実行について

ディスカバリ作業で SNMP の到達性に問題がある場合のトラブルシューティングでは 'snmpwalk' コマンドによる切り分けが役に立ちます。DNA Center のホスト OS 上には 'snmpwalk' コマンドは実装されていませんが、コンテナ上のインベントリ アプリケーション(apic-em-inventory-manager-service Pod) から 'snmpwalk' コマンドを利用することができます。DNA Center Version 1.3 以上では、'docker' コマンドを利用して実行します。

 

snmpwalk の実行方法

  1. ターミナルソフトウェアを利用して SSH にて DNA Center にログインします。ユーザーは'maglev', ポート番号は 2222 です。
    $ ssh -p 2222 maglev@<DNA Center の IP アドレス>
    (Option) 3-node クラスター構成の場合、以下のコマンドを打って NODE 列を確認し、現在ログインしているノードで inventory Pod が稼働しているか確認します。
    $ magctl appstack status fusion | grep -E "NODE|inventory"
    
    (Option) 現在ログインしているノードで inventory Pod が稼働していない場合のみ、別ノードへ SSH しなおします。ユーザーは'maglev', ポート番号は 2222 です。
    $ ssh -p 2222 <inventory Pod の稼働している他ノードの IP アドレス>
    
  2. 'ping' コマンドを利用して DNA Center から対象デバイスへ疎通できることを確認します。
    $ ping <対象デバイスの IP アドレス>
  3. 'docker ps | grep inventory | grep -v POD' コマンドを実行します。結果行の 1 行目の 1 列目に表示される ContainerID の値を控えておきます。
    $ docker ps | grep inventory | grep -v POD
  4. 'docker' コマンドに ContainerID を指定して 'snmpwalk <引数>' コマンドを実行します。
    $ docker exec -it <ContainerID の値> snmpwalk -c <community 名> -v 2c <対象デバイスの IP アドレス>
    'snmpwalk' コマンドにオブジェクト ID(OID)を指定して特定の情報を確認することもできます。
    $ docker exec -it <ContainerID の値> snmpwalk -c <community 名> -v 2c <対象デバイスの IP アドレス> <OID> 
    必要に応じて 'snmpwalk' コマンドのヘルプを確認します。
    $ docker exec -it <ContainerID の値> snmpwalk -h  

 

参考資料

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします