キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
1974
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
nayokoya
Cisco Employee
Cisco Employee

 

 

はじめに

Prime Infrastructure の CLIコマンドのshellコマンドは、bashシェルへログインするために初回の実行時にパスワードを設定します。
shellコマンドのパスワード再設定には、再インストールもしくは、本ドキュメントの手順によって再設定が可能となります。
Prime Infrastructure 3.4 の物理アプライアンス(Gen2)に設定されているshellコマンドのパスワードのリセット方法について、以下に記載します。

 

必要条件

アプリケーションの再起動が必須となります。

本手順に必要なものは、以下の3点です。

・コンソール(kVMコンソール、シリアルコンソール、リモートコンソールのいずれか)

・CIMC未使用環境の場合は、光学式DVDドライブ(USB接続)

・CentOS/RedHat5、または6のインストールDVD

 本ドキュメントでは、CentOS-6.8-x86_64-bin-DVD1.isoを使用して説明します。
 

CLI shell コマンドパスワードのリセット方法

1.CentOS-6.8-x86_64-bin-DVD1.isoファイルより、DVDブートを行います。

  以下の資料のInstall the ISO on the ApplianceのStep1からStep5と同等の操作が必要となります。
  Cisco Prime Infrastructure 3.4 Appliance Hardware Installation Guide
 Install the ISO on the Appliance

 

Step1.”Connect to the Console”に示すオプションのいずれかで、コンソール接続を実施します。

   安全に Prime Infrastructure の動作に影響を与えないため、ncs stopにてサービスを停止します。

Step2.”DVD Mount Options”に示すオプションのいずれかで、DVDをマウントします。

   マウントするisoファイルは、CentOS-6.8-x86_64-bin-DVD1.isoとなります。

Step3.以下のいずれかの方法でアプライアンスを再起動します。
  ・コンソールからreloadコマンドを実施
  ・kVMコンソールのメニューから、Power>Reset System(Warm Boot)を選択

Step4.アプライアンスの再起動中に、F6キーでBootオプションを表示します。
bash_password_boot.PNG

Step5.Bootオプションメニューより、Step2でマウントしたDVDオプションを選択します。
bash_password_mountDVD.PNG

 

2.Welcome to CentOS 6.8! メニューが表示されるので、”Rescue installed system”を選択して、ENTERキーを押します。
bash_password_bootMenu.PNG

3.Choose a Languageメニューから言語を選択し、ENTERキーを押します。この説明では、"English" を選択します。

 bash_password_01_choose_a_language.PNG

 
4.Keyboard Typeメニューから、キーボードの種類を選択し、ENTERキーを押します。本説明では、”us”を選択します。

bash_password_02_keyboard_type.PNG

5.Setup Networking メニューが表示されるので、”No”を選択し、ENTERキーを押します。
bash_password_03_setup_networking.PNG

6.以下のRescueメニューが表示されるので、”Continue”を選択し、ENTERキーを押します。

bash_password_04_rescue.PNG

 
7.以下のRescueメニューが表示されるので、ENTERキーを押します。

bash_password_05_rescue.PNG

 
8.以下のRescueメニューが表示されるので、ENTERキーを押します。

bash_password_06_rescue.PNG

 
9.以下のメニューが表示されるので、shellを選択し、ENTERキーを押します。

bash_password_07_last_screen.PNG

 
10.シェルが起動され、プロンプトが表示されるので、以下のコマンドを実行します。

bash-4.1# chroot /mnt/sysimage
sh-4.1# mv /storedconfig/rootpatchpw /root/
sh-4.1# exit
exit
bash-4.1# reboot

 

 

注意事項

1.古いCentOSを使用する場合、DVDブート時にプロンプトが表示される場合があります。

  その時には、以下のコマンドでメニューを起動してください。

> linux rescue

 
2.PI3.0 以前を使用中の場合、最後のコマンド実行部分は以下の様に設定する必要があります。 

bash-4.1# chroot /mnt/sysimage
sh-4.1# mv /storeddata/rootpatchpw /root/
sh-4.1# exit
exit
bash-4.1# reboot

 

 

参考情報

CLI Root User Password Recovery Process for Prime Infrastructure (PI) on Virtual Appliances
SupportCommunity - PI3.1 CLI root Password Recovery Process
Cisco Prime Infrastructure 3.4 Appliance Hardware Installation Guide

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします