2011-10-25 03:22 PM 2019-03-22 07:15 AM 更新
無料ライブ Expert Webcast 参加登録者の皆様、
10/25 に開催いたしましたセッションにおきまして、セミナー登録管理システムの不具合のため多くの皆様が
ご参加いただけませんでしたことをスタッフ一同、心よりお詫び申し上げます。
原因究明および再発防止の対策と並行しまして、Expert Webcast の録画および Q&A を
ご提供いたしておりますので、特にご参加いただけませんでした皆様、
ご活用いただけますようご案内申し上げます。
プレゼンテーション資料、および Q&A 掲載ページ
https://supportforums.cisco.com/community/csc-japan/ask-the-experts/webcast
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担当エキスパート:「 緒勝 徹 (オカツ トオル)」
ディスカッション開催期間:2011年10月26日~2011年11月6日
10月25日に開催いたしました、CSC ライブ Expert Webcast(オンラインセミナー)のスピーカーが
IOSに関する皆さんからの質問に答えます。ぜひこの機会にシスコテクニカルサポート部門の エキスパートへ質問をお寄せください。
[質問の投稿方法]
サポートコミュニティへCisco.comIDでログインすると、この説明の右下に「返信」ボタンが表示されます。
クリックすると投稿欄が表示されますので、質問をご記入ください。
最後に「メッセージの投稿」をクリックすると質問が送信され、完了となります。
もし1つの質疑応答が進行していても、他の新しい質問を同じスレッド内に投稿いただいて問題ありません。
この「エキスパートに質問」のディスカッションスレッドに届いた質問は担当のTACエキスパートが回答しますが
すべての質問に返信できないかもしれません。
返信が得られずに開催期間が終了して残ってしまった質問については、サポートコミュニティ事務局が
通常のディスカッション フォーラムへ再掲載し、有用な情報の展開へとつなげていきます。
エキスパートから返信が得られた質問については、評価機能でその回答が適切であったかをエキスパートへぜひ伝えてください。
あなたからの質問だけでなく、他コミュニティのメンバーから寄せられた質問の展開を確認するためにも、
ぜひこのフォーラムへ再度訪問されることをお待ちしております!
2011-10-28 08:54 PM
Catalyst 3750X の Stack構成時の動作について質問です。
機器:Catalyst3750X
IOS:c3750e-universalk9-mz.122-58.SE2.bin
Catalyst3750Xを2台でStack構成にしています。
それぞれの機器からLANを対向のCatalyst3750 に伸ばしてEtherChannelを形成するという Cross-Stack EtherChannelを使用しています。
switch1:Priority:15
switch2:Priority:1
例:
int po1
switchport mode access
!
int gi1/0/1
channel-group 1 mode on
switchport mode access
!
int gi2/0/1
channel-group 1 mode on
switchport mode access
!
ここからが本題なのですが、Switch1の電源を抜線し障害を引き起こすと、StackMasterが2号機に切り替わるのですが、切り替わりが起こる際に、一度Po1インターフェースがDownしてしまいます。
物理I/Fであるgi2/0/1は、ダウンしたログが出ていませんので、論理I/FであるPo1だけのDownです。
その後1~2秒後にupはするのですが、Po1のDownに引きずられてSVIもDownしてしまうので、OSPFのネイバーが切れてしまいます。
そもそもStack構成において、Master機に障害が発生した場合、Stack Masterの役割切り替わり次において論理I/FがDownしてしまうのは仕様なのでしょうか?
現在社内試験実施中なのですが、方針・構成に関わる問題なので大変困っています。
是非ともご教授いただけますようよろしくお願い致します。
以上
2011-10-29 11:37 AM
添付頂いているコンフィグ例では、静的な etherchannel を使用しているので、
Stack Master スイッチが変わった際、channel インタフェースが down するのは
期待された動作ではないと思われます。
解析のため、Cisco TAC へお問い合わせ下さい。
一方、LACP や PAGP で etherchannel を構成している場合、Stack Master の
変更でchannel インタフェースが Down/Up することがあります。
これは、Stack Master が発行する system mac が変更されるためで、以下の
コンフィグを使用することで、etherchannel のDown/Up を防止することが可能です。
Cat3750(config)#stack-mac persistent timer 0
本コマンドの注意点としては、かつてMaster スイッチだったものを、他の機器
として再利用した場合、同じ mac アドレスを持つデバイスが 2つ存在すること
になり、予期せぬ不具合を生じる場合がございますので、運用ではご留意下さい。
2011-10-30 02:15 PM
早速のご回答ありがとうございます。
今一度検証を行ってみましたところ、誤った設定例&結果をお伝えしてしまっておりました。
正しくは下記の結果となりました。
環境/構成:同じ
※Po1 I/F を経由して対向装置とOSPFネイバーを張っています。
stack-mac persistent timer 0 コマンドは非投入の状態です。
【EtherChannel形成方法がLACPの場合】
1.Stack Master 障害(Down) ⇒ Stack MemberがMasterに昇格
2.新Stack Master機の物理I/F:Down/Up
3.Po1:Down/Up
4.OSPF ネイバー:Down/Up
【EtherChannel形成方法がONの場合】
1.Stack Master 障害(Down) ⇒ Stack MemberがMasterに昇格
2.新Stack Master機の物理I/F:Downしない
3.Po1:Down/Up
4.OSPF ネイバー:Down/Up
stack-mac persistent timer 0 コマンドを投入したところ下記の結果となりました。
【EtherChannel形成方法がLACPの場合】
1.Stack Master 障害(Down) ⇒ Stack MemberがMasterに昇格
2.新Stack Master機の物理I/F:Downしない
3.Po1:Up?(Line Protocol Po1 is up、Change state is up 等のメッセージが表示される)
4.OSPF ネイバー:再構築?(Loading Full,Loading Done メッセージが表示される)
※Po1 is down のメッセージ(ログ)が表示されず、Upのメッセージのみであることから、もしかしたらPo1にDownは発生していないのかもしれません・・・
【EtherChannel形成方法がONの場合】
1.Stack Master 障害(Down) ⇒ Stack MemberがMasterに昇格
2.新Stack Master機の物理I/F:Downしない
3.Po1:Up?(Line Protocol Po1 is up、Change state is up 等のメッセージが表示される)
4.OSPF ネイバー:再構築?(Loading Full,Loading Done メッセージが表示される)
※Po1 is down のメッセージ(ログ)が表示されず、Upのメッセージのみであることから、もしかしたらPo1にDownは発生していないのかもしれません・・・
>添付頂いているコンフィグ例では、静的な etherchannel を使用しているので、Stack Master スイッチが変わった際、channel インタフェースが down するのは期待された動作ではないと思われます。
ご教授いただいたコマンドの適用有無、LACP/on にかかわらず、論理(Po)I/FがDown/Upしていますので、これはバグの可能性があるということでしょうか?
とりあえず、ご教授いただいたコマンドを適用することでダウンタイムが劇的に改善(約45秒⇒約10秒)されましたので、今回の要件(切り替わり30秒未満)を満たすことができました。
よって、当該コマンド適用+LACPで導入したいと思っています。
以上、よろしくお願い致します。
2011-10-30 10:37 PM
トラフィック断時間が改善されて安心しました。
静的(channel mode on) な etherchannel 運用時、Po1 が down/up するのは、個人的にはおかしいと思います。
機会があれば、Cisco TAC へお問い合わせください。
以上、よろしくお願いします。
2011-11-03 08:53 PM
質問させて頂きます。
ルーティングテーブルに登録されてこないパスについて
例えば、フローティングスタティックルートなどを設定すると
コンフィグ上では設定としては確認できるものの
コマンドで
IOSがベストパスの選定基準の低いパスとして
認識している事を確認する事ができませんでした。
IOSとして、どこかしらに情報を保持していると思うのですが
何か方法はあるのでしょうか?
コマンドでなくとも、ファイルなどでも構いません。
以上、よろしくお願いいたします。
2011-11-04 03:30 PM
ルーティング・テーブルには、ベストなパスのみが保持されています。そのため、show ip route系のコマンドでは、それ以外のパスは確認できません。
一方、ベストなパスに関する情報が、どこかに保持されているという推測は正しいです。その情報が保持されているのは、各ルーティング・プロトコルのRIB (Routing Information Base)になります。そのため、ひとつのコマンドで、ベストパスではない全てのパスを表示させることはできません。各ルーティング・プロトコル毎のコマンドを使用する必要があります。
主なものを挙げると以下のようになります。
Static Route: show ip static route (12.2(33)SRB, 15.0(1)Mから)
OSPF: show ip ospf rib (12.4(15)Tから)
BGP: show ip bgp
15.2(1)Tでの例は以下のようになります。
[設定]
ip route 192.0.1.0 255.255.255.0 10.0.1.1
ip route 192.0.1.0 255.255.255.0 10.0.1.50 200
[コマンドの結果]
R101#show ip static route
Codes: M - Manual static, A - AAA download, N - IP NAT, D - DHCP,
G - GPRS, V - Crypto VPN, C - CASA, P - Channel interface processor,
B - BootP, S - Service selection gateway
DN - Default Network, T - Tracking object
L - TL1, E - OER, I - iEdge
D1 - Dot1x Vlan Network, K - MWAM Route
PP - PPP default route, MR - MRIPv6, SS - SSLVPN
H - IPe Host, ID - IPe Domain Broadcast
U - User GPRS, TE - MPLS Traffic-eng, LI - LIIN
Codes in []: A - active, N - non-active, B - BFD-tracked, D - Not Tracked, P - permanent
Static local RIB for default
M 192.0.1.0/24 [1/0] via 10.0.1.1 [A]
M [200/0] via 10.0.1.50 [N]
以上
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