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Cisco891FJ 公開されている性能値について

n-ohmiya
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いつもお世話になっております。

Cisco 891FJの性能値について、以下のような情報が公開されているサイトをご教示いただけないでしょうか。

 

1. WAN側インターフェースのスループット(カタログ値ではなく、実測値が望ましい)

2. NAT 変換時のデフォルト最大値と、機器性能上限最大値

1件の返信1

こんにちは。

私も以前に似たような疑問からCisco 891FJの性能を調べたことがありますが、Cisco890シリーズのスループット値は非公開/公開値なしでした。ただ、Cisco 社が作成したCisco890シリーズの提案資料では、”スループット最大1.9Gbps、VPN転送 最大350Mbps”、”NDR(Non Drop Rate)はCisco892の2倍”と記載されています。
スループット値は、送信と受信の往復値を表しています。

 

また、実機を使って実験もしてみました。
ルータの両端にAccessONEという通信品質測定端末を配置し、TCPとUDPで双方向で通信させてみました。
[環境]
AccessONE1 —— 検証対象ルータ —– AccessONE2

[結果]
Cisco 891FJ :1.2Gbps

上記はルータを挟んだ両対向端末の受信レートの合計値
パケット長512byte、送信レート1Gbps、TCPとUDPの両方実施
 

また、添付のCisco ISR G2シリーズのパフォーマンスについてまとめられた資料のTable 5.には階層型QoS(HQoS)を使用している場合でCPU使用率75%の場合はスループットが64Mbpsしかありません。(IMIX(インターネットミックス)トラフィックのバイト長は354Byteなので、ロングパケット(1024byte以上)にすれば、もう少しスループット値は上昇すると思いますが・・・)

Cisco 892FSPの実機を用いた検証では、IPSec(StaticVTI)・QoS・EIGRP・ACL機能を動作させた状態で、IPSecトンネル経由となる100Mbpsを超える通信を発生させた場合、最大で80Mbps程度しかスループットが出ませんでした。しかもその状態ではCPU使用率が100%に張り付いているような状態でした。
同じコンフィグで筐体を上位機種に交換した場合は100Mbps以上のスループットが出ますので、装置の処理性能限界であることが分かります。

 

Cisco890シリーズはブランチルータとして末端拠点・店舗に配置/設置されることが多い機種ですが、高性能な上位ルータと比較すると機能は同じでも性能は全く違います。
例えば店舗のアクセス回線にフレッツ隼(1Gbps)を引いて、IPSecトンネルを張って100Mbps以上の通信を行おうと思ったとしても、(併用する機能や設定値に依存しますが)そこまでの転送性能は出ないと思っておいた方が良いです。

Cisco TACからも、「ご利用の環境と組み合わせる機能によってスループットは異なってきますので、複数の機能を同時に使用した場合の値はお客様の環境にてご検証、ご確認いただければと思います。」という回答を過去にもらっていますので、実機で試してみていただければと思います。

 

回答になっているかどうか分かりませんが、ご参考になれば幸いです。