はじめに
本ドキュメントでは Secure Network Analytics (SNA / 旧Stealthwatch) でSmart Licenseでライセンス認証する方法について説明します。SNA はバージョン 7.3.2を利用して説明していますので、利用されている機種やバージョンなどによって 画面構成等が異なる場合があります。
Smart Licenseの概要について
Smart Licenseではクラウド上のCisco Smart Software Manager (CSSM) で利用するライセンスを管理します。機器に対してあらかじめ一定数のライセンスを割り当てる必要はなく、Flow Rate License (FRL) など必要となるライセンス数が増減する場合でも機器が実際に使用するライセンス数をCSSMに紐づいているライセンスから消費します。これにより効率的なライセンス運用が可能となります。
CSSMでのトークン発行
CSSMにアクセスしてManage licenses -> Inventoryと遷移し、New Tokenボタンをクリック


トークンの使用数と有効期限を入力し、Create Tokenボタンをクリック

発行されたトークンをコピー

Smart License認証
SMCのCentral Management -> Smart Licensingへアクセス


Smart Licensing画面のTransport SettingsからCSSMとの接続方式を設定できます。

Direct: SMCが直接インターネットアクセスが可能の場合に選択
Transport Gateway: オンプレミス環境にCSSMと通信するSatelliteサーバがある場合に選択
HTTP/HTTPS Proxy: プロキシ経由でCSSMに接続する場合に選択

接続方式を設定したのちにRegisterボタンをクリックしてCSSMでコピーしたトークンを登録

登録が完了すると以下のような画面に切り替わりライセンスのステータス状況が確認できるようになります。下の例ではCSSM上に登録されているFlow Sensorのライセンス数が枯渇しているためOut of Complianceと表示されています。
