2025年2月12日(水) シスコシステムズ 東京オフィスにて、9回目となる ACI サクセスコミュニティ (ユーザ会) を開催しました。今回のユーザ会はハイブリッドで開催し、オンサイトでは 24名、リモートからは約30名のユーザ様が参加されました。
今回は、KDDI 様にご登壇いただき、商用利用されている ACI の運用事例をご紹介いただきました。その後の意見交換会では活発な議論が展開されました。今回のユーザ会を通して、ACI 運用のご経験や日頃のお悩みなどをユーザ様同士で議論・交流いただけたのではないかと思います。
カスタマーサクセスでは、ACI を運用されているエンドユーザ様同士の交流の場として、サクセスコミュニティ (ユーザ会) を定期的に開催しており、今後も同様のコミュニティの開催を予定していますので、是非引き続きご参加ください。
第9回 ACI サクセスコミュニティ (ユーザ会) 開催概要
- 日時:2025年2月12日 (水) 15:30 〜 17:30
- 内容
- API を活用した見える化ダッシュボード (ACI 運用効率化)
- 意見交換会 + 懇親会
- 登壇者
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矢野 真也 様 (KDDI株式会社)
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澤木 香歩 様 (KDDI株式会社)
KDDI 様では、多数の APIC クラスタと ACI Fabric を運用されています。しかし、それに伴い監視に利用する Zabbix や syslog サーバの数も増加したため、アラート発生時に障害のある ACI Fabric の APIC アプライアンス、Zabbix サーバ、syslog サーバを特定するまでに時間が掛かってしまうという課題を抱えていました。
そこで KDDI 様では、APIC と Zabbix、syslog の情報を一元的に表示できる Grafana ダッシュボードを開発されました。APIC の REST API を活用し、必要な情報だけを APIC から抽出して Grafana に表示させる仕組みが確立されています。この取り組みにより、ネットワーク障害時の初動対応が迅速化されました。
KDDI 株式会社 矢野様
KDDI 株式会社 澤木様
会場の様子
- 参加されたユーザ様より寄せられた声 (一部抜粋)
- 有名企業様の導入事例を知ることができ、最先端をキャッチアップできました。
- 他社様の状況を聞くことが出来、大変参考となりました。
- ACIに関する、各社でコミュニケーションを行って、意見交換できるこのような場は有効と思いました。
- これからACIの導入のため、各社さんの実績やノウハウをもう少し聞きたかったです。今後もサクセスコミュニティに参加したいと思います。
ACI サクセスコミュニティでは引き続き、ユーザ様の気になるテーマを取り上げて議論の機会を作りたいと考えております。ユーザ会の一番のメリットは、ACI を日頃ご利用されているユーザ様同士が直接交流できる点です。今後のコミュニティで取り上げて欲しいテーマや事例がありましたら、本記事への返信または ciscocxseminar@cisco.com (シスコセミナー事務局) までご相談ください。