日本国内において「IPoE 方式」と呼ばれるインターネット接続方式は、国内のインターネット黎明期から利用されてきた PPPoE 方式に対してこのように呼称され、イーサネットフレームで IP パケットをカプセル化して転送します。IPoE 方式では、VNE (Virtual Network Enabler) と呼ばれる事業者様が NTT 様のフレッツ網と ISP 様のネットワーク間を取り持つ形でローミングサービスを提供されています。くわしくは IPoE 協議会様の解説などをご参照ください。
IPoE 方式では基本的な IPv6 の接続性提供に加えて、IPv4 over IPv6 技術を用いて IPv4 接続性も提供しています。以下に、VNE 事業者様または Cisco Japan で接続確認の取れた IPv4 over IPv6 設定を記載した記事へのリンクをまとめます。コントローラモード (SD-WAN での動作モード) における対応は一部 roadmap です。
(注) IOS では IPv4 over IPv6 は CEF (Cisco Express Forwarding) ではなく Process Switching での転送処理になりますので、 IOS XE プラットフォームのご利用をおすすめいたします。