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shokada
Cisco Employee
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はじめに

vPC (virtual Port Channel)とは、2台のNexusでポートチャネルを構成する技術です。

これにより、対向機器からは論理的に1台のNexusとして見え、帯域の有効活用や耐障害性の向上など、様々なメリットがあります。

vpc basic_1.png

 

vPCはCatalystでお馴染みのStackやVSSと異なり、それぞれのNexusが独立して動作することが大きな特徴となっています。

vpc basic_2.png

 

vPCは、主に以下の要素から構成されます。

名前説明
vPC device

vPCを構成するNexus自体を示します。

vPC domain

vPCを構成するNexusのグループを示します。
グループはvPC domain IDで定義され、これはグループごとに一意である必要があります。

vPC peer-keepalive link

vPC device間の相互死活監視を行うI/Fです。
このI/Fを介して、それぞれのNexusIPレベルの疎通性が必要となります。

vPC peer link

vPC device間の情報同期や、実際のデータ通信に使用されます。

vPC member port

対抗機器に接続される、vPCの構成ポートです。

ポートチャネルではLACP, No protocol(mode on)がサポートされており、Layer 2 interfaceとしてのみ使用できます。

 

vpc basic_3.png

 

 

関連コンテンツ

Next : vPCの基本動作

Nexus スイッチ (NX-OS) : 設定例

 

 

参考情報

Configuration Guide : Configuring vPCs

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