Service Engine に展開した App のアップグレード方法

[takaochan]

Service Engine に展開したAppに新しいバージョンが提供された場合、新しいバージョンをインストールしActiveなバージョンを切り替えるだけでアップグレードすることが可能です。
以下では、Network Insights for Resources アプリを 2.2.2.125 から 2.2.2.126 にアップグレードする場合の例で紹介します。

なお、本例は Service Engine 1.1.3 を対象としています。

1. アップグレードするAppを[Disable]とし、稼働していたPod (Container)を全て停止します。
   
   
2. 対象Appで[Enable]と表示されれば、Disbaleは完了です。
   
   
3. [Upload App]を実行し、新しいバージョンのAppをアップロードします。アップロードはブラウザを通じたローカルアップロードも可能ですが、HTTPサーバを用いたリモートアップロードの利用を推奨します。
   
   
   
4. アップロード中は転送ステータスが表示されますので、転送の完了を待ちます。
   
   
5. アップロードが完了すると、自動的に同一Appを認識し、新バージョンの初期化を実行します。
   
   
6. 新バージョンの初期化が完了すると、AppがEnable可能な状態になります。
   
   
7. [Available Versions] を確認すると、今まで利用してバージョンと新規にインストールしたバージョンの両方が存在することを確認できます。
   
   
   
8. [Enable]ボタンをクリックすると、新旧どちらのバージョンをEnableにするかの確認画面が表示されます。新バージョンをEnableにします。
   
   
9. Enable処理が実行され、各ノードでAppを構成するPodが展開・実行されます。
   
   
10. [Launch App]が表示されたら、Appの準備は完了しています。
    
    
11. [Launch App]をクリックし、Appの動作やデータの引き継ぎなどについて一通り確認を実施します。
    
    
    
12. 新バージョンで特に問題がないようであれば、[Available Versions]画面において、旧バージョンのゴミ箱マークをクリックし、旧バージョンを削除します。
    
    
13. 展開済バージョン数が2から1になっていることを確認します。