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Kento Yamada
Cisco Employee
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はじめに

 

  本ドキュメントでは KDDI SIM を使用して LTE 通信を行う際の Profile 設定に関する注意事項について記載します。

  Cisco IOS/IOS-XE で動作するルータで LTE 通信を行う際には、使用する SIM に応じてキャリアプロビジョニングファイルを 適用する必要があります。キャリアプロビジョニングファイルを適用すると、 LTE 通信に必要な Profile が自動的に適用されます。例えば KDDI 用のキャリアプロビジョニングファイルを適用すると以下のような Profile が設定されます。

 

Router#show cellular 0 profile

Profile 1 = INACTIVE* **
--------
PDP Type = IPv4v6
Access Point Name (APN) = au.au-net.ne.jp
Authentication = CHAP
Username: user@au.au-net.ne.jp
Password: au

Profile 2 = INACTIVE
--------
PDP Type = IPv4
Access Point Name (APN) =
Authentication =
Username:
Password:

Profile 3 = INACTIVE
--------
PDP Type = IPv4v6
Access Point Name (APN) = ims
Authentication = None

* - Default profile
** - LTE attach profile

Configured default profile for active SIM 0 is profile 1.
上記出力の Profile 1 は KDDI SIM を使用する際に必要な APN 設定となり、この設定は KDDI 指定の設定です。

(外部サイト) au : LTE NET for DATA 

通常の場合、上記 Profile 設定を書き換える必要はありません。

注意事項

show cellular 0 profile の表示上、Profile 1 のみが使用されているように見えますが、実際の動作には Profile 3 の ims に関する Profile 設定が必須となります。そのため、Profile 3 に別の Profile を上書きしてしまうと LTE 通信が確立できなくなる事象が発生します。誤って Profile 3 を上書きした場合には、以下のコマンドで Profile 3 に ims の Profile を設定してください。

Router#cellular 0 lte profile create 3 ims none ipv4v6
Profile の変更が内蔵のモデムへと適用されない場合がありますので、上記操作で Profile を作成した後はルータの再起動を実施することを推奨します。
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