Nexus シリーズ : Bridge Assuranceとは

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• はじめに
• Bridge Assuranceの動作
• 設定例
• 関連コンテンツ
• 参考情報

はじめに

Bridge Assuranceとは、片方向リンク障害やソフトウェア障害などを原因とするブリッジング ループを防ぐための機能です。デフォルトで有効化されており、明示的に無効化することもできます。

Bridge Assuranceの動作

Bridge AssuranceはポートタイプがNetworkに設定されており、point-to-point linkとなっているSTPポートでのみ動作します。Bridge Assuranceが動作しているポートではBPDUの送受信が行われ、BPDUを受信できない場合はポートをブロッキングとします。

※通常、ブロッキングポート(Alternate or backup)ではBPDUの送信は行われませんが、Bridge Assuranceが動作しているポートではBPDUが送信されます。

これにより、片方向リンク障害やソフトウェア障害などを原因とするブリッジング ループを防ぐことが可能となります。

例えば、以下のようなBridge Assuranceを使用していない構成で右側のNexusにS/W障害が発生しBPDUを処理できなくなってしまうと、ブロッキングポートが解除され、ループ構成となってしまいます。

しかし、Bridge Assuranceを使用していると、右側のNexusからBPDUが受信されなくなることでポートをブロッキングにするため、ループを防ぐことが可能です。

設定例

switch(config)# spanning-tree bridge assurance
!
switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# spanning-tree port type network
※Bridge Assuranceはdefaultで有効

関連コンテンツ

Prev : Nexus シリーズ : spanning-treeについて

Nexus スイッチ (NX-OS) : 設定例

参考情報

Configuration Guide : Configuring Rapid PVST+ Using Cisco NX-OS

Configuration Guide : Configuring STP Extensions Using Cisco NX-OS