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2021-10-11
11:19 PM
- 最終編集日:
2021-10-11
11:47 PM
、編集者:
Koji Iwata
概要
ACI Service Graph では、ホストが EPG として検知されると、そのIPアドレスをロードバランサの分散先として動的に追加することができます。
また、EPG の登録から外れた場合には、ロードバランサの分散先から削除されます。
このページでは、ACI + F5 BIG-IP の場合での設定例をご紹介します。Service Graph は Deploy 済とします。
Service Graph の設定手順は、ACI + F5 Configuration を参照してください。
必要な設定は 2 つです。
- Attach Notification を有効にする
- 宛先ポート番号を設定する
Attach Notification を有効にする
Service Graph Template の connector 設定で Attach Notification を有効にします。
ロードバランシング先となる EPG が繋がる internal 側で設定します。
TENANTS > テナントを選択 > L4-L7 Services > L4-L7 Service Graph Templates > Service Graph Template を選択
> Function Node - ADC > internal を選択し、 Attachment Notification にチェックを入れて SUBMIT
宛先ポート番号を設定する
分散先のホスト(EPG)のポート番号を設定します。ここでは、HTTP アクセスを想定し 80 に設定しています。
TENANTS > テナントを選択 > Application Profiles > アプリケーションプロファイルを選択
> Application EPGs > EPG を選択 > L4-L7 Service Parameters
Contract, Graph, Node を選択し、パラメータを設定することができます。
Function Config > Pool > EPGDestinationPort の VALUE を 80 に設定。
なお、Device Config > LocalTraffic > Pool > Member の箇所は設定不要です。
確認
はじめに、Pool のメンバーがいない状態を確認します。
仮想マシンのポートグループを変更し、ロードバランシング先となる EPG に所属するようにします。
APIC で、想定通りのEPG として仮想マシンが認識されていることを確認します。
今回、仮想マシンの IP アドレスは192.168.20.103 です。
192.168.20.103 が、BIG-IP の Pool Member に追加されていることを確認します。
仮想マシンのポートグループを元に戻し、ロードバランシング先となる EPG に所属しないようにします。
そして、先ほどと同様に APIC と BIG-IP の GUI で、192.168.20.103 が削除されていることを確認します。