2019/3/26 更新:L3outの構成デザインパターンとして、p.28 [同一Node / 別L3out]構成をNGとして記載していましたが、L3outレベルで異なるパラメータ値を個別に必要とする複数のL3outを同一Nodeに対して構成する必要があるケース等ではこのデザインとする必要がありますので、記載を修正させていただきました。同一Nodeに対しては同一Router IDを構成する必要がありますが、別L3outで構成すること自体は問題はありません。
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本ページでは2019/2/28にパートナー様向けに開催した ACI Design Webinar 『第7回 ACI L3out 要点ポイントまとめ』の資料を公開しています。
※Webinar計画時はService Graph / PBR 対応についても第7回で開設予定でしたが、L3out関連だけで情報量が多くなったため、Service Graph / PBR については別途改めてWebinarを開催させて頂きます。
ACI Fabricを外部のネットワークとL3ルーティング接続する構成デザインについては、Routing方式毎に個別の構成手順などについてそれぞれ公開すると共に、本 Design Webinar シリーズでも過去2回とりあげています。本セッションは、過去2回でカバーできなった範囲や、アップデートがあった範囲を扱っておりますので、L3outについては合わせて以下のページも参照ください。

ACI Fabricはその内部でVXLANを用いたOverlayネットワークを構成していますが、従来のネットワークとの間でVXLAN - VLAN変換などを必要とせずにシームレスにL2/L3での既存ネットワークと接続することができますが、ACIはその内部ネットワークと外部ネットワークとではホストの認識や転送方法などに使い分けがあるため、境界を意識して扱う必要があります。
公式の構成ガイドに加えて、本ページで公開している資料および上記ページ等を参考頂き、適切なデザイン・構成でACI Fabricをお客様のデータセンターネットワークとしてご活用いただければと思います。