2023-04-20 02:45 PM
2023年4月20日 (初版)
JSON 形式でファイルを保存して内容を確認する際、同じ設定内容の複数のオブジェクト間で userdom という項目が all となっているオブジェクトと :all: となっているオブジェクトが混在しており、設定内容に差分が見られる場合があります。
各オブジェクトを設定された際のバージョンに依存する表示上の問題となります。userdom の項目は設定を実施した際のバージョンに応じて記載方法が異なる場合がありますが、バージョンアップによって設定済みの内容が変更されることはありません。そのため、設定追加後にバージョンアップを実施した場合、バージョンアップ前に追加した設定とバージョンアップ後に追加した設定で、同じ設定項目でも userdom の値に差分がでる場合があります。この時、all、:all: といった差分状況の場合、動作上影響を及ぼすことはありません。
userdom の用途は主にアクセス制御に利用されます。設定したユーザーの Security Domain に対応した値が設定され、そのオブジェクトに対しての閲覧可能なユーザーの制御等に利用されることとなります。<参考情報>Cisco APIC Security Configuration Guide, Release 5.2(x) - Restricting Access Using Security Domains and Node Rules [Cisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC)] - Cisco
動作上影響を及ぼさないため、引き続きご利用ください。
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